危険な「1→2→0」。。(『ハンニバル』より)
2001年5月18日======
『ハンニバル』
逃亡中のレクター博士は、平穏な暮らしをしていたが、復讐を目論む大富豪に狙われている内に、殺人鬼の本性が目覚めてくるのであった・・・
出演 アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア
レイ・リオッタ、ゲイリー・オールドマン
さてご存知「羊たちの沈黙」の続編。
今回の「ハンニバル」は前2作とはストーリー展開が全然違う。前回までは、獄中からレクターが刑事(グラハム、クラリス)にアドバイス(プロファイリングと言うのかな・・)をして事件を解決するという展開だった。そう、レクターは一種の安楽椅子探偵だった。
しかし、今回は自由の身なのでレクターの行動範囲が広い。それに比例するかのように残虐さもアップしてた(謎)
どうもほとんどの人がこの「ハンニバル」を第2作目だと思っているみたいだ。
現に俺の周りは5人中4人がそう思ってた。。
1作目「レッド・ドラゴン」は存在すら消されたのかな(笑)
何でも今度この「ハンニバル」人気のおかげでリメイクされるみたいだ。
「赤龍」の存在が消されたと仮定すると、この形は「リング」方式になる。もしくは「スト?」方式。
「 1 → 2 → 0 」
これが「リング」「スト?」方式。
1を基本とし、2が続編。そして3は未来系の続編にいかず、(基本より)過去系の続編にいってしまう。
この方式はとても危険を含んでいる。
それは今更語るまでもないが、人気がなくなる可能性大という事だ。
昔「スト?」にはまってた頃、「スト?」がいつでるのだろう、と楽しみにしていた。しかし出たのは「スト0」。
最初の内は楽しく遊んでいたが、しだいに「?」への関心度が低くなってきた。
そして「?」が出た頃には、時すでに遅し興味が終わっていた。
個人的な意見だから参考にはならないか(笑)
話は戻るが、前評判では観た後はしばらく肉が食えなくなるぐらい怖い(?)らしいというので楽しみだった。
結構いろいろな映画の場数を踏んできている俺だが、それでもラストの映像はかなり衝撃的だった。
終盤あたりまでは「別に噂ほどたいしたことないなぁ。」と思って余裕で観ていたが、最後の方でやってくれた。
けど、怖さというより映像の美しさの方が強く感じた。
俺はおかしいのか?(笑)
でも、あまりにも現実ばなれしていたので、怖いという感覚が麻痺したのかもな。。。
まぁ興味がある人は観てみましょう!!
ネタ抜きにした真面目な話、その日の晩飯が焼肉だったのは、変な運命を感じた。。
もちろん、ぜんぜん気にしないで普段通り食べたけど(笑)
白子だったら食べられなかったかも。。。
コメント