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『テープ』

イーサン・ホーク
ユマ・サーマン
ロバート・ショーン・レナード

かつてこれほど金をかけない映画があったであろうか。(出演者のギャラは除きます)登場人物は3人。本当に3人のみ。チョイ役はおろかエキストラさえ出てこない。場所も一箇所のみ。安モーテル1室だけ。ちょっと外においてある車がみえたぐらい。うむぅ凄い。
映像に関して気になったのはカメラをもの凄く動かしていました。向かい合って話している二人に対しカメラ一台で対応してたり。右へ左へとまぁものすごいスピードで。思うにきっとこれは舞台劇なんだろうな。そう舞台を映画館で観たという表現がぴったりくる映画だった。
過去の出来事を薬の売人、メジャーデビューを夢見る映画監督、将来有望な地方検事補である女がおりなす会話劇。普通この配役だとイーサン・ホークは映画監督だと思うのだがだらしない薬の売人を演じてました。それぞれに過去の出来事に対する捉え方の違い、そのギャップがこの事件を生むのである。俺のタイプはイーサン・ホークタイプだな。はぁ。。

 
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『ニューヨーク最後の日々』 

アル・パチーノ

俺の好きなアル・パチーノ主演。なぜ好きかと言うと、もちろんたたずまいが渋いし、演技が上手いというのももちろんあるが、あのくせのある顔が好きなのです。この際背が低いのは目をつぶります。
もう一つの理由は、俺の弱点である "人の顔が見分けがつかない" 事も彼ならノープロブレム。そういう理由で簡単に見分けがつくアル・パチーノが好きだったりするのです(笑)ニコラス・ケイジもその理由が当てはまるので好きだったりする。


オスカー俳優であるスター(R・オニール)のトラブル処理人である男(アル・パチーノ)は、彼に警察に捕まった女優の後処理を頼まれる。男は今手がけている慈善事業への参加を条件に渋々引き受ける。しかし彼女に振り回されている内に男は業界内のある秘密を知ってしまうのであった・・・


さて、見終わった率直な感想としてはなんか切ない気持ちになってしまったというところですかね。人生は好きなように生きないと損だなって気にさせてくれました。かといって好きなように生きてる人も問題があると思うのだが。。

 
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