芸術の秋1作品。『フリーダ』より
2003年9月8日======
『フリーダ』
オスカー2部門受賞。音楽賞-作曲賞、メイクアップ賞受賞です。この受賞した部門から分かるとおり芸術性高い映画でした。他に主演女優賞(サルマ・ハエック)、美術賞、衣装デザイン賞、音楽賞-主題歌賞ノミネートされてました。
上記のとおりサルマ・ハエックは主演女優賞にノミネートされてました。実物像がどうだか知らんがフリーダ役は彼女で良かったと思います。情熱的な、なおかつ天真爛漫なフリーダを見事に演じてました。序盤の女子高生役はちょっと無理があった気もしなくはないが・・・以前アカデミー賞の予想してた時、ほとんどの作品が観てなく雑誌の記事などを読んで予想で予想してたのだが、いまだったら主演女優賞には彼女を押します。という事は結局外れだったのか。。
さて簡単な内容を。
政情不安定な20世紀初頭にメキシコに生まれたフリーダ・カーロ。学生の時に事故に遭い瀕死の重傷を負ってしまう。奇跡的に一命をとりとめたが身動き取れなくなった彼女に両親は画材をプレゼントしてくれる。絵を描き始めた彼女は、著名な人気画家のディエゴ・リベラにその才能を認められるのであった・・・
まず一番の印象。主役のフリーダが眉毛繋がってる事。いやぁこれは良い。髪型変えたら人の顔見分けがつかない俺でも彼女ならバッチリです。
映画を観る限り彼女の絵はとても難解です。
シュールリアリズムというのでしょうか?
これは後悔になるのだが、本作を観に行く前にフリーダの絵をちゃんと観とけばよかった。この絵はこういう状況で描かれたのかっていうのが分かるともっと楽しめただろう、きっと。
もう遅いが、渋谷で"フリーダ・カーロとその時代" というイベントが9月7日までやってたらしい。
これを観てから行けば良かったなぁ。
映像的には実写、写真、絵を使ったコラージュ、絵と実写が混同していくところとか結構凝っていた。
そう、とにかく芸術性の高い映画。
もうすぐ秋。芸術の秋と言われているので、こういう映画を観るのも一興。
生きるとはかくこうありなん。精一杯生きるフリーダの姿。彼女みたいにできる範囲で完全燃焼したいですね、一度きりの人生なんだし。
約四半世紀以上無駄に生きてる自分としては、この映画は痛いです。痛いよう、ママン。。
という事でまずは形から入ろう!
まず明日から眉毛をつなげる努力しますw
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