映画祭観賞記その4。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より
2003年11月6日注)今回はいつもの方向性とはずれていますのでで一部の理解できる人だけお楽しみください。。
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『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
東京国際映画祭の一環として行われる日本アニメーション特集。会場は恵比寿の東京都写真美術館。ここは初めてだ。ガンダムのイベントの割には落ち着きのある客層であった。どっちかっていうとこれは映画のイベントなのであろう。平日午前中の割にはまぁまぁの客の入りで年齢層も幅広く女性一人というのも中には結構いて世の中まだまだ捨てたものじゃないと勝手に感動。
開映前にトークショー。映画の作られた時代背景とかの話を少々。自分はこの映画を観るのは劇場では2回目。ビデオも合わせるとはて何回観たであろう。映画としての完成度は高くアニメとしては個人的には最高傑作。ファーストを見てZ、ZZを見ていなくても通じるストーリーになっている。
だが残念な事に今回上映されたのはフィルムが劣化していて画質がいくぶんか悪く、途中数箇所で話が終わらないのにいきなり次のシーンに飛ぶ画面あり。
上映終了後再びトークショー。ガンダムエースで「若き彗星の肖像」を連載中でありアニメーターの北爪宏幸がゲストとして登場。自分はガンダムは好きだけどこういう作家、監督等には疎いのです。だが名前ぐらいは聞いたことある。というか連載は読んでいる。
なかなか面白い話を主に富野監督とのやり取りを中心に話してくれた。
裏話を2つ程。
1)アムロのノーマルスーツの色の決め方についての話。
アムロといえばもちろん(と言っていいほど)白なのだが、富野監督は黄色を推していたそうだ。一年戦争の時アムロだけが白で、他のハヤト、カイ達は黄色だったのでアムロもきっと一度は黄色を着てみたかったに違いないというのが監督の意見だったそうだ。結局は皆の反対により却下されたが、こういう細かいところでも話し合いがあるのだなって関心した。
2)チェーン・アギのキャラ設定の話。
なかなかキャラがまとまらない所に、好きな女優をイメージして作ってみろみろとの助言があったそうです。で結果今のチェーンになったそうだがモデルになったその女優とは若かりし頃の吉永小百合さんだそうです。うむぅ言われなければ気づかないなぁ。(世代的に言われても分からんけど・・・)
とこのように興味深い話をいろいろしてくれました。
最後に富野監督の次回作は来年の春頃には正式発表できるとの事だが、まぁこれはおそらくZの劇場映画化の話だろう。以前行われた劇場版ファーストガンダム3部作オールナイトで観ちゃおうイベントでそういう話もでてたしね。
TV版とは違い映画館で観るように作られた作品だけあって映画館で観た方が映像的にかなり映えました。
やっぱ映画は大画面だな!
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最終日『ファインディング・ニモ』を観る事を決意し対策を練る。使い捨てコンタクトを持っているので、数年ぶりに入れようとし数十分格闘したが入らなかった。こうなってはもうメガネというのを作るしかないとの結論に達した。。
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