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『ミシェル・ヴァイヨン』

ル・マン24時間耐久レースに挑むチーム"ヴァイヨン"のミシェル。かつてのライバルチーム"リーダー"もル・マンへの出場をする事に。それはミシェルの母が観た悪夢と同じになってきたのであった・・・
 

久々の映画であった。正確にいうと23日ぶりの映画館。
こんなに間が空いたのはかなり久しぶりである。
記念すべき復帰作に選ばれたのは『ミシェル・ヴァイヨン』
久々の映画館には5,6人と個人的には嬉しい環境。
だが公開3日目でこの人数はかなり寂しいんじゃ。。

この映画の原作は漫画であるらしく、ちょっと調べたのだが全64巻もあるらしい。64巻とは凄いなぁ。

この作品、最近の映画にしてはめずらしくCGとかをほとんどつかってないそうだ。クラッシュシーンとか、マシンの競り合いシーンとかもほとんど実写らしいじゃないですか。実際のル・マン24時間レースにもエントリーさせて撮影したらしいとの事。こういう徹底したこだわりは素晴らしいです。

マメ知識はこれぐらいにして、正直な感想をいうと自分にはそんなに面白くなかったです。内容がチープというのか、まぁ原作が漫画だからなのか善悪がはっきりとしすぎて何だかそれが嫌なのである。善悪の存在がはっきりしすぎるとその後の展開は、正義が悪を倒してハッピーエンドってのはみえみえ。魅力的な悪役がいればそうでもないのだが、それがいないのがこの映画の一番のマイナス面であろう。善悪はっきり分かれている作品には魅力的な悪役が必要不可欠なのである。水戸黄門における悪代官・越後屋、アムロにおけるシャアのように。。。

あくまで実写を意識したレース映画なので、車からミサイルが発射されるとか、カッターがでてパンクさせるとかボンドカー的なそういうのは出てこなかったです(笑)

車につけたカメラとかの映像が実際にサーキットを走っているような感覚にさせてくれるし、迫力あるレースシーンを素直に楽しむ分にはまずますの映画ではあると思う。
 

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