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『ゴッド・ディーバ』

近未来、様々な種類の生物が共存する街に、謎の浮遊するピラミッドが出現。中から出てきた鷹の頭と人間の体を持つ古代エジプトの神ホルスはある目的のために下界に下りてきたのであった・・・

出演:リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング

監督・原作・脚本はエンキ・ビラル。
写真は原作の一部「不死者のカーニバル」

彼の作品は観たことありません。彼に対しての先入観も全くないので完全に新鮮な目で観賞する事ができた。あえて最初に感想を述べてしまうと個人的には好みではない作品であった。マニア向けなカルトムービーなのかもしれない。1回観ただけでは彼の世界観を理解するのは難しいだろう。

ホルスは政治犯ニコポルの体を借り、青い涙を流す謎の女ジルを捜すというのがおおまかな内容。上記出演3人の俳優以外はすべてCGなのだが、何かちょっと違和感感じてしまう。最近の技術なら人間そっくりにCGも作れると思うのだが、本作の人間はどうみてもCGで書いた人間としか見えないのでこの辺が違和感の原因だろう。

全体的に街並みとかが青みがかっていて幻想的な雰囲気は出てるのだが、だがこういう雰囲気の街並みは「リベリオン」とかとちょっと共通してるかも。(「リベリオン」は白みがかった感じだが)人間、ミュータント、エイリアンが共存していく暮らしは先日観賞した「イノセンス」と同じような感じかな。

"「ブレード・ランナー」「フィフス・エレメント」の原点"とかのキャッチなのだが、やっぱ「ブレード・ランナー」は超えられないね。(「フィフス〜」は正直どうでもよい)
というかこういうキャッチはもう止めようよ。超えた試しない。。

これもGW中真っ只中に観賞したのだが、これは予想通り混んでなかった。
 

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