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タイのとあるさびれた停電中のホテルには様々な人達が泊まってる。イギリス人の運び屋ショーンはタイ・マフィアからのブツの受け渡しを待っていた。対立する組織の殺し屋リタはブツの奪還を企んで潜んでいる。ベルボーイの少年ウィットは客室で盗みをはじめる。時同じくして心理学者のローザもこのホテルにやってきた・・・

公式HP http://www.tesseract-jp.com

出演: ジョナサン・リス=マイヤーズ、サスキア・リーヴス、アレクサンダー・レンデル

運び屋ショーンにジョナサン・リス=マイヤーズ。
子供の心理学者ローザにサスキア・リーヴス。
盗み癖のあるベルボーイウィットにアレクサンダー・レンデル。

原作はアレックス・ガーランド。「ザ・ビーチ」の著者であり「28日後...」では脚本を手がける。今回は彼の著書である「四次元立方体」の映画化である。

またしても公開終了後のレビューとなってしまった。でも今回はしょうがないのさ。なんせ観賞したのが最終日なのだから。と自分を正当化させるのであった。

作りとしては「メメント」のような時間軸を使ってるので、ある程度身構えてから考えて観ないとこんがらがってしまう恐れあり。登場人物はほとんど互いに直接会ったりとかはしないのだが、どこかで繋がっていて、終盤に時間軸が元に戻り結末へと向かう。最近だと「21グラム」がこんな感じだったが、「21グラム」に比べるとまだこっちの方が観やすいだろう。

"実現不可能といわれた原作の映画化"との売りを期待していて、どんな映像に仕上がっているのか非常に楽しみにしていたのだが内容的にはいたって普通であった。序盤にマトリックス風の銃弾避けシーンがあったので、「そういう映画なのか!?」と思ってたが、後はいたって普通の映像及び展開。いったい序盤のあれは何だったんでしょう?

内容的に時間軸が重要になってくるため時計をよく映すのだが、何時何分かなんて全く覚えてられなかった。この事を自分なりに考えてみたのだが、アナログ時計だったので背景として認識してしまって頭の中に入っていかないのが原因かもしれない。デジタル時計やもしくは字幕で補足したりしてれば頭の中に入っていったんじゃないかな。。

個人的にははっきりいっていまいちであった。
原作の方はかなり面白いらしいので、機会があったら読んでみてもいいかも。
 

 

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