『トルク』

フォードが故郷に帰ってきた。だが早速"リーバーズ"のリーダー、トレイと揉め事を起こす。そしてフォードは"ヘリオンズ"のリーダーであるヘンリーからも狙われていた。ついにヘンリーはトレイの弟を殺しフォードを犯人に仕立て上げようとするのであった・・・

HP http://www.torque.jp/

出演:マーティン・ヘンダーソン、アイス・キューブ、 マット・シュルツ

故郷に錦を飾ろうとするフォードにマーティン・ヘンダーソン
"リーバーズ"リーダーのトレイにアイス・キューブ
"ヘリオンズ"リーダのヘンリーにマット・シュルツ

個人的映画祭最終日(30日)の徹夜明けに観た2本目。

予定スケジュール
9:15 〜 11:00 「やさしい嘘」 日比谷シャンテ・シネ
11:30 〜 13:05 『トルク』 東劇
14:00 〜      「ニュースの天才」 六本木

2本目はこの映画。
引き続き雨の中を傘もささずに移動。もちろん途中でチケット屋に寄って前売り券を購入。余裕かなと思ってたが久々に行く東劇はシャンテからは以外に遠く、結構ギリギリとなってしまった。まぁ間に合ったから良し。予想通り混んではいなかった。

なぜこの映画を観ようと思ったか?時間がちょうど良いってのもあるが、やっぱり決めてはバイク映画という事。車の映画は多いがバイクの映画ってあんまないんじゃないでしょうか。

ここ数年乗ってないが、自分は元バイク乗りである。大型も乗れます。4輪より2輪派で一般的に車派が多い中ひたすらバイクにこだわり続けた日々。渋滞でも影響ないし、駐車場所にあまり困らないなど利点はたくさん。だがいざバイクが手元になくなり車に乗る機会が増えると、車の便利さに気づいてしまった。雨にも濡れないし、疲れない。夏は涼しいし、冬は暖かい。重い荷物もラクラク。これが堕落というものなのでしょうか。。だがあえてまたバイクに乗りたいって気がしている。不自由さゆえの快適さを求めているとでもいうのでしょうか。。別にこの映画に影響されたとかではないです。

映画の内容。
車映画である「ワイルド・スピード」と比較されがちだが、そんなの問題外。『トルク』の方がB級っぽいのはもちろん否めないが個人的にはこっちの方がもろ好み。主人公は2枚目のナイスガイでヒロインは美しく、悪役は見るからに悪役顔。こういう善悪はっきりと分かれているシチュエーションがたまらない。ボスと戦って友情が芽生えるみたいなシーンもベタでたまらないです。

だがこの映画、内容よりアクションです。バイク同士での戦いのシーンはかなり新鮮。走ってる列車の上に飛び乗ったり、そこから車内をバイクで走り出すなど笑えるシーンも満載。

で最後のレースシーン。ここで秘密兵器"Y2K"がいきなり登場。
ヘリコプターのエンジンを積んだモンスターマシーン。最高速度400キロでる世界に10台しかない現存するバイクである。バイクの400キロといったらもうとんでもない体感速度。バイク乗りなら分かると思うが、車で100キロだしても全く速く感じない。だがこれがバイクで100キロだとなかなかのスピード感である。これがバイクで400キロなんていったら、考えるだけでワクワク(ゾクゾク?)してしまう。でこのY2Kを使った最後の戦い、あまりにものスピード感でもうゲームの世界でした。

尺も84分と短くこういう映画ではこれぐらい凝縮された方が正解です。
好みはかなり分かれると思うが続編があっても観たいと思わせる映画であった。

1本目は寝てしまったが、この2本目は完璧に観れた。
で3本目、東京国際映画祭での「ニュースの天才」に続くのであった。
これはプレビュー済みなのでこれにて終了。
 
 
===次回「東京国際映画祭コンペディション作品を今更語る」に続く===

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