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『サマーソルト』

16歳のハイジは母の恋人の気を引いて対立し家出。辿り着いた美しいスキーリゾート地で親切な人に出会い健全に暮らしていくかに見えるのだが、土地の裕福な青年と恋に落ちた時、またしても自己破壊願望が頭をもたげる
<映画祭HP作品解説より>

個人的本年度映画祭初日に観賞。
席はあらかじめだいたい知っていたのでなかなか良い所。ただ出入り口の近くだったので人の往来が激しい。上映始まってから来るのは止めて欲しいです。

どっちかっていうと女性の映画という感じがした。でも親子の絆が最終的なテーマなのだろうか?今の時代に多い病んだ親子達に観て欲しいなかなかの良い映画であった。

上映終了後にティーチインがおこなわれ、時間があったのでそれにも参加。こういうのが映画祭の醍醐味であろう。ゲストに主演のハイジ役のアビー・コーニッシュが参加。映画で裸体を披露していた彼女が目の前にいるという、なかなか感慨深い状況でした。そんな自分の気持ちとはおかまいなく質問タイムになったのだが、最初誰も手を挙げずかなり気まずい雰囲気に。やっぱ最初に発言するというのはかなり難しいのでしょう。不正は嫌だがサクラを入れておいて発言しやすい空気を作るのもスタッフの役目ではないでしょうか。

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『ライス・ラプソディー』

チキンライスが売りのレストランを営む母親。夫に先立たれ女手ひとつで子供たちを育ててきた。だが3兄弟の長男、次男がそれぞれゲイに。孫が欲しい母親は三男に期待するのだが、どうも三男も怪しい雰囲気。そこに母親に惚れている隣のオヤジの手助けを得てフランス人の女子を同居させ、どうにか三男をくっつけさせようとするのであった・・・

これはかなり面白かった。なんといっても設定がズルイ。終始コメディー路線でいくのかなって思ってたが、最後にはちゃんと感動させてくれるあたりがなかなかのストーリー。最後の料理対決というマンガぽい展開も個人的には好きだ。観終わった後に普通に良かったなって言える作品であった。

これもティーチインがあったので参加。それに会場に早くついたので会場審査員の資格も得、投票用紙をもらった。4段階で評価して投票するのだが、自分は☆☆☆で投票。星4つつけるのは自分の性格上ありえないので、この辺からもまぁまぁの作品なのがうかがえるであろう。

東京映画祭コンペディション部門作品で観賞したのは4作品。
あと2作品あるのだがそれは次回。

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