ある日、ルーヴル美術館の館長ジャック・ソニエールが殺害された。遺体に不可解な暗号らしきものが記されていたので警察のファーシュ警部はその筋の権威であるロバート・ラングドンに助けを求めるのであったが・・・
 

出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ
   イアン・マッケラン、ジャン・レノ、ポール・ベタニー

ロバート・ラングドンにトム・ハンクス
ソフィー・ヌヴーにオドレイ・トトゥ
リー・ティービングにイアン・マッケラン
ベズ・ファーシュにジャン・レノ
シラスにポール・ベタニー


これまた久々のオール。超話題作『ダ・ヴィンチ・コード 』の上映初日である。映画化決定の報をうけてから、読もうと思ってた原作も読まず、公開直前の関連TV番組も見ず意識的にあらゆる情報を避けてきたおかげでついに公開初日当日まっさらな状態で観る事ができた。

話題作の初日、22時近い上映開始にもかかわらず、すぐ近くにもう1館上映しているにも関わらず、7〜8割近い客数。時間的にギリギリで館内に入ったので、ちょっと観づらい前の席になってしまったが、まぁこの程度なら許容範囲である。だが予想以上の混み具合であったため、映画館内でとろうと思ってた晩飯はちょっととりづらい状況であった。

まだ観に行く人も多そうなので、内容について語るのはよすが(いつもしてない気も・・・)当初の自分の勝手な予想では"モナリザ"の絵に大きな秘密が隠されていて、その暗号を解くと、財宝もしくは歴史をくつがえすような大発見が!!というのを予想していたのに、"モナリザ"の絵はほとんど関係なかったじゃないですか。一番関係あるのは"最後の晩餐"だったのだが、たしかに"モナリザ"を前面に出した方が一般受けは良いであろう。これは配給会社にやられたなって感じである。

個人的の一番の目玉であるポール・ベタニーは本領発揮といわんばかりのキレっぷりで、この辺はそれなりに満足だ。
何かと話題のトム・ハンクスの髪型も、最初は違和感あったが慣れてしまえばどうってことはない。「コン・エアー」でのニコラス・ケイジの長髪に比べればまだまだである。

そのポール・ベタニーと刑事役のジャン・レノはなんか中途半端な感じで出番終了となったのだが、この辺が原作と比べるとカットされた部分なのだろうか?

観賞後、いろいろな批評を聞くがかなり展開が早すぎるとの意見が多いようだ。
大味な内容とでもいうのか、凝縮されすぎとでもいうのか、映画自体の完成度はそんなには高くないと思う。
まだ原作を読まずに、映画を観た自分はまだましなのかもしれない。

という訳で、翻訳された洋書ってのは好きじゃないのだが、やはり原作を読んでみようかなと思ったのでした。

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