『マリー・アントワネット』
14歳でフランス王太子のもとへと嫁ぐことになったマリー・アントワネット。夫であるルイは彼女に興味をしめさず世継ぎを求める声がプレッシャーとなる日々。そんな環境を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すのであった・・・

 

出演:キルステン・ダンスト

フランス王妃マリー・アントワネットにキルステン・ダンスト

公式HP http://www.ma-movie.jp/  

「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督。マリー・アントワネットといえばわがままな贅沢な王妃とのイメージが強いが本作は、まぁそういう面はもちろん描かれているが、14歳でオーストリアから独りでフランスに嫁いだ、孤独な少女の不安や悲しみも描かれている点では評価したい。

こういう映画は大抵シリアルなものが多いのだが、おしゃれでポップなタッチに仕上がっている。主役のキルステン・ダンストはあいかわらず美人とはいえないが、愛嬌(?)がありアメリカ人の好きそうな容姿といえるのではないだろうか。

前半14歳の時は14歳らしく、子供が生まれて母親になった時は母親らしくなかなか演じ分けていたのではないだろうか。

とはいえ尺が120分以上は長すぎた。下手すると60分ぐらいでも十分すぎる内容であったと思う。最後も個人的には有名なギロチンでのウワーっという終わり方を期待したのに、何だが良く分からない終わり方。消化不良って感じの映画であった。

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