ある日、タクシー運転手のマックスは、多額の報酬で客のヴィンセントの一晩専属ドライバーとなる。だが実は彼はプロの殺し屋だった・・・

出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス

プロの殺し屋ヴィンセントにトム・クルーズ
タクシー運転手マックスにジェイミー・フォックス

先行オールで「シークレット・ウインドウ」と共に観賞。
トムの初の悪役って事で話題になっているが、以前キアヌの初悪役「ギフト」やロビンの初シリアス「ストーカー」で普段持っているキャラを変えるのはとても難しいと思っただけに心配であった。
だが今回のトムに関しては、この路線でもいけるんじゃないの?
って思ってしまう程、なかなかトムに適している感じじゃないですか。

題名『コラテラル』は"巻き添え"という意味らしいが、そうなると主役は巻き込まれる方のマックスなのかと考えても良いと思う。現に出演時間もマックス役のジェイミー・フォックスの方が多い。フォックスも良い感じではあったのだが、やっぱトムの存在感にはかなわなかったと思う。しかも今回は悪役初めてという付加価値が付いているのだから勝てないのも無理はない。

内容には少し不満もあり突っ込みどころもちょっと(かなり)多いがこの際それはスルーしよう。といいつつ1つ挙げる。
隠密行動を取りたいのになんで壊れたタクシーを使わないといけないのか?フロントガラスが派手に割れている車見かけたら警察だって一応止めてしまうだろうに。あっ、それは日本での感覚なのだろうか?米国ではフロントガラス割れている車なんてめずらしくないのかなってな事を考えてみたり。。

まぁ結構楽しめたので観て良かったという事でおしまい。
 
湖畔の別荘でお仕事中の作家モート。だが彼は現在スランプ中。妻エイミーとも離婚調停中で悲惨な状況。そんなある日、シューターと名乗る怪しい男が訪ねてきて自分の小説を盗作したと言ってくるのであった・・・

出演:ジョニー・デップ、ジョン・タートゥーロ、マリア・ベロ



スランプ中だがベストセラー作家モートにジョニー・デップ
全身黒づくめの謎の男シューターにジョン・タートゥーロ
別居中のモートの妻エイミーにマリア・ベロ



東京国際映画祭コンペディション作品をレビューしようと思ったのだが、順番からしたらこちらの方が先だろうという事で延期。

初日のオールで観賞なので結構前になってしまう。
スティーヴン・キング原作なので期待と不安が半々。彼ほど
当たり外れが多い人もなかなかいないです。どこかで聞いたのだがS・キング原作で小説家が主人公だと傑作が多いらしいので今回は期待の方が大きかった。小説家が主人公というと「シャイニング」「スタンドバイミー」「ミザリー」かな。

で率直な感想としては、あぁ〜あ。。て感じ。
こういう系統の映画をいろいろ見慣れている人が観たらおのずとオチはすぐ分かってしまう。最後に裏切ってくれるかなって思ってたのだがそのまま終わり。こういうオチは最近の主流なのでしょうか?個人的にはオチはともかく終わり方は嫌いじゃない。

良くも悪くもジョニー・デップの映画。全編でずっぱりなのでファンにはたまらないでしょう。いい男がだらしない格好すると親しみもてるとか言っちゃったりするんでしょうね。普通の男がだらしない格好だと、ただ単にだらしない人って終わってしまうのに。まぁギャップだね。。

特に自分はジョニー・デップのファンって訳でもないので、救われたのは、シューター役のジョン・タートゥーロが良かった事。

オールで観賞なのでもちろんもう1本観たのだが、それは次回。
『トルク』

フォードが故郷に帰ってきた。だが早速"リーバーズ"のリーダー、トレイと揉め事を起こす。そしてフォードは"ヘリオンズ"のリーダーであるヘンリーからも狙われていた。ついにヘンリーはトレイの弟を殺しフォードを犯人に仕立て上げようとするのであった・・・

HP http://www.torque.jp/

出演:マーティン・ヘンダーソン、アイス・キューブ、 マット・シュルツ

故郷に錦を飾ろうとするフォードにマーティン・ヘンダーソン
"リーバーズ"リーダーのトレイにアイス・キューブ
"ヘリオンズ"リーダのヘンリーにマット・シュルツ

個人的映画祭最終日(30日)の徹夜明けに観た2本目。

予定スケジュール
9:15 〜 11:00 「やさしい嘘」 日比谷シャンテ・シネ
11:30 〜 13:05 『トルク』 東劇
14:00 〜      「ニュースの天才」 六本木

2本目はこの映画。
引き続き雨の中を傘もささずに移動。もちろん途中でチケット屋に寄って前売り券を購入。余裕かなと思ってたが久々に行く東劇はシャンテからは以外に遠く、結構ギリギリとなってしまった。まぁ間に合ったから良し。予想通り混んではいなかった。

なぜこの映画を観ようと思ったか?時間がちょうど良いってのもあるが、やっぱり決めてはバイク映画という事。車の映画は多いがバイクの映画ってあんまないんじゃないでしょうか。

ここ数年乗ってないが、自分は元バイク乗りである。大型も乗れます。4輪より2輪派で一般的に車派が多い中ひたすらバイクにこだわり続けた日々。渋滞でも影響ないし、駐車場所にあまり困らないなど利点はたくさん。だがいざバイクが手元になくなり車に乗る機会が増えると、車の便利さに気づいてしまった。雨にも濡れないし、疲れない。夏は涼しいし、冬は暖かい。重い荷物もラクラク。これが堕落というものなのでしょうか。。だがあえてまたバイクに乗りたいって気がしている。不自由さゆえの快適さを求めているとでもいうのでしょうか。。別にこの映画に影響されたとかではないです。

映画の内容。
車映画である「ワイルド・スピード」と比較されがちだが、そんなの問題外。『トルク』の方がB級っぽいのはもちろん否めないが個人的にはこっちの方がもろ好み。主人公は2枚目のナイスガイでヒロインは美しく、悪役は見るからに悪役顔。こういう善悪はっきりと分かれているシチュエーションがたまらない。ボスと戦って友情が芽生えるみたいなシーンもベタでたまらないです。

だがこの映画、内容よりアクションです。バイク同士での戦いのシーンはかなり新鮮。走ってる列車の上に飛び乗ったり、そこから車内をバイクで走り出すなど笑えるシーンも満載。

で最後のレースシーン。ここで秘密兵器"Y2K"がいきなり登場。
ヘリコプターのエンジンを積んだモンスターマシーン。最高速度400キロでる世界に10台しかない現存するバイクである。バイクの400キロといったらもうとんでもない体感速度。バイク乗りなら分かると思うが、車で100キロだしても全く速く感じない。だがこれがバイクで100キロだとなかなかのスピード感である。これがバイクで400キロなんていったら、考えるだけでワクワク(ゾクゾク?)してしまう。でこのY2Kを使った最後の戦い、あまりにものスピード感でもうゲームの世界でした。

尺も84分と短くこういう映画ではこれぐらい凝縮された方が正解です。
好みはかなり分かれると思うが続編があっても観たいと思わせる映画であった。

1本目は寝てしまったが、この2本目は完璧に観れた。
で3本目、東京国際映画祭での「ニュースの天才」に続くのであった。
これはプレビュー済みなのでこれにて終了。
 
 
===次回「東京国際映画祭コンペディション作品を今更語る」に続く===
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『やさしい嘘』

グルジアの首都トビリシに暮らす女3人。エカおばあちゃんとその娘マリーナ、そして孫娘のアダ。生活は貧しいが3人仲良く暮らしていた。だがある日、パリに単身働きにいっている息子がある日事故にあって死んでしまう。息子を何より大事に思っているおばあちゃんを気づかい娘と孫は嘘を付くのであった・・・

出演:エステル・ゴランタン、ニノ・ホマスリゼ、ディナーラ・ドルカーロワ

おばあちゃんのエカにエステル・ゴランタン
その娘マリーナにニノ・ホマスリゼ
そのまた娘アダにディナーラ・ドルカーロワ

HP http://www.yasashii-uso.com/

個人的映画祭最終日(30日)の徹夜明けに観た1本目。

予定スケジュールは
9:15 〜 11:00『やさしい嘘』 日比谷シャンテ・シネ
11:30 〜 13:05「 ? 」
14:00 〜    「ニュースの天才」 六本木

雨の中日比谷のシャンテ・シネに移動。この映画いかにもシャンテって感じがする。
結構長い映画鑑賞人生において初日の初回は始めてかもしれない。(レイト上映のみは除くが)はたからみたらそんなにこの映画を楽しみにしてたの?と思われても仕方がないであろう。

日比谷のシャンテといえば、先日トム・クルーズが来日した時に手形を残したそうじゃないですか。そういう訳でシャンテ前の“合歓(ねむ)の広場”を覗いてみると、やっぱりありました。他の著名人がシルバーなのに対し、ひときわ金色に輝くプレートが。トムの手形&サインがありました。でもまだ完成品ではなく模造品だった。完成にはもうちょっと時間がかかるみたい。

で肝心の内容は先日の報告通りほとんど内容覚えていません。最初の方はちゃんと普通に観れていたのだが、途中から意識がもうろうと。目覚めた時、空港(駅かも)にいて女性3人が息子のいるはずのパリに出かけるシーンだと思ってたが、もう帰る所でした・・・
あぁぁ、やってしまった!!!久々に内容が分からなくなるぐらいに寝てしまった。。

こんなので後2本観れるのであろうか?
心配をよそに30分後に始まる2本目の映画館に移動するのであった。。。

===次回「試練の2本目。はたして観賞できるのか?」に続く===
アメリカの有名政治雑誌の人気記者スティーブン・グラス。だが彼の執筆した記事の信憑性が疑問に。彼は追い詰められるのであった・・・

HP http://www.news-tensai.jp/

出演:ヘイデン・クリステンセン、ピーター・サースガード

人気記者スティーブン・グラスにヘイデン・クリステンセン。
彼を問い詰める編集長にピーター・サースガード

製作総指揮はトム・クルーズ

10月30日東京国際映画祭特別招待作品

明日のクロージングが取れなかったので、この日が個人的に映画祭最終日。
もう何回目だろうか?すっかりこ慣れた六本木のバージンシネマ7に入り迷わず席を見つけ座る。結局ぴあのプレリザーブ(抽選)で取った席はどの作品も近い席であった。今回も席はなかなか良い所だった。

舞台挨拶は主演のヘイデン・クリステンセン。
スター・ウォーズですっかりお馴染みになった彼だが、「海辺の家」以来観ていないので久々。まぁ来年には待望のエピソード3が上映なのでその撮影で忙しかったのであろう。

今回は徹夜明けの映画鑑賞なので体はもうボロボロでした。1週間映画漬けだったのでかなり疲れも溜まってたらしい。映画はスポーツだって感じるぐらいに。。
内容が大きな事件がある訳でもなく、ど派手な映像や効果音などもない静かな話なので睡魔が襲ってきてしまった。残念な事に所々しか把握できなかった。映画観賞人としては失格だ。だが言い方変えると睡魔が襲う程度の出来だったと言えるのではないでしょうか。実話この日3本観たのだが、(徹夜明けで3本とは割れながら無茶したものだ・・・)これはその3本目。
1本目は睡魔が襲い内容さえほとんど把握できないぐらいのダメダメっぷり。
続けて30分後に観た2本目は終始普通に観れた。
そして1時間後この『ニュースの天才』を3本目として観たのだが上記の通り半睡。
(半分寝てしまう事。今勝手に作った)
これはそのまま映画の面白さといっても良いのじゃないでしょうか。
1本目の映画は、後からだんだん面白くなってたかもしれないので非常に悔いが残るのだが、これは後に語るとする。

で今回の『ニュースの天才』
内容だが上記の通り半睡だったので完璧には把握していないのだが、クリステンセン演じる記者の記事の信憑性に問題あり。徐々に彼が追い詰められていく姿を楽しむ内容。実話だそうだがこれといって見せ場も無く、捏造された記事もさほど面白くない。そんなに一大事なのかって感じてしまうのだがジャーナリストとしては記事の大小に関わらずそんな事言ってはいけないのでしょう。
主役のクリステンセンより彼の不正を問い詰める編集長役のピーター・サースガードの方が存在感あったかも。

 
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これにて個人的に映画祭は終了。
いつもはノロノロしてるのだが特別招待作品だけとりあえず早めにレビューしてみた。
コンペディション作品も数作品観たのでこの辺はそのうち。
映画祭期間中に一般上映作品も何本か観てるのでこれもその内序所に。

1週間お疲れ様自分。。

 
実力はあるがまだ無名の作曲家コールは、とあるパーティーで美しいリンダに出会う。

HP http://www.foxjapan.com/movies/delovely/

出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド

作曲家コール・ポーターにケヴィン・クライン
バツイチお嬢様リンダ・ポーターにアシュレイ・ジャッド
(ポーターって付いている時点で結婚するのは分かってしまう気がする・・・)

10月29日東京国際映画祭特別招待作品

チケット取った中では内容的に1番注目している作品。
今回はチラシではなくなかなか作りの良いパンフレットが配られたのが少し嬉しかった。ゲストはケヴィン・クライン。初来日だそうだ。遠目から見てもかっこよい。あんな感じに歳は取りたいものですな。。

席は個人的になり良かった。前列の1番後ろのだいたい真ん中辺り。なので後ろは気にする必要ない。左右隣に座った2人共に女性で共に1人で来てたので同伴の人と話すとかそういうのが全く無く上映開始前から集中できた。女性だと自分はけっこう香水が苦手なのでその点が気になるところであったがその点も心配なかった。環境的には今回の中では1番。音楽映画だとやっぱり真ん中で観るのがベスト。どちらかに寄り過ぎると音が偏ってしまうし。(音なんか良く分からんがそう勝手に思っている。。)

内容は伝説の作曲家コール・ポーターとその妻リンダの実話を元にしたミュージカル・ドラマ。最近の映画だと「シカゴ」が同じ部類に当てはまるかもしれないが、シカゴを"動"とするなら『五線譜のラブレター De-Lovely』は"静"の映画。「シカゴ」が終始派手派手なのにこの作品は押さえ気味だがバランスが素晴らしい。
豪華ミュージシャンによる、いわゆる歌のプロ達による共演もこの映画の魅力のひとつだ。衣装もジョルジオ・アルマーニがかなり熱をいれて制作したそうだ。
(共に配布されたパンフ情報)
音楽、衣装共にオスカーこういうの好きそうだなぁ。
現時点ではオスカーに1番近い感じがしてならない。

同日特別招待作品として渋谷の方の会場で上映された「ホワイト・ライズ」があった。
だぶっても仕方がないと思い抽選で両方とも申し込んだのだが「ホワイト・ライズ」の方は落選。当選したのはこの『五線譜の〜』だった。当初、正直「ホワイト〜」の方が観たかったので、もし共に当選していたら「ホワイト〜」の方を観賞したかもしれない。なので今回はこの結果に感謝したい。「ホワイト〜」の方はまだ観てないのではっきりといえないが、この「五線譜の〜」方はかなり上質な"映画"であった。こういうのは嫌いじゃない。本当に良い"映画"を観たって気持ちにさせてくれた。

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30日は特別招待作品1本のみ。「ニュースの天才」

上映終了が22時半ごろ。帰宅していろいろして寝て、起きてまた六本木に出かけるとなると時間が勿体無いと思い、急遽得意の漫画喫茶オールコースに予定変更し新宿に出る。金曜なので映画のオールはないので純粋に漫画喫茶でのオールとなってしまった。

この決断が後にどう影響するかは、それは次に。。。
空に謎の飛行物体あわらる。あれは何だ?ロボットだ!ロボットの大群だぁぁ
ロボットが攻めてきたぞぉ、助けてくれぇぇ。地球はどうなるんだろうか・・・
そうだこんな時はスカイキャプテンを呼ぼう!!!!!!

HP http://www.skycaptain.jp/

出演:ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリー

10月26日東京国際映画祭特別招待作品

飛行機乗りのスカイキャプテンにジュード・ロウ。
女性記者ポリーにグウィネス・パルトロウ。
空軍中佐フランキーにアンジェリーナ・ジョリー。

チケット取った中では1番の目玉作品。
舞台挨拶も豪華でジュード・ロウとグウィネス・パルトロウの予定。だがジュード・ロウは来なかったです。残念。せっかく最近気になりだした彼のヘアチェックをしようと思ってたのに。
でもグウィネス・パルトロウは来ました。月並みな感想だが、すげぇ顔小さいよ。それに美しい。これぞハリウッドスターというオーラが出てた。席は前から5番目だったので肉眼ではっきりと見れた。直線距離にて10m離れてなかった。この席はこの点ではラッキー。だがやっぱ前は観づらいよ。

グウィネスは美しかったが、スクリーンの中でもやっぱ美しい。
アンジーはほんのちょい役で出演時間が思ってたより短いのがとても残念であった。

観賞後、以前に何か同じ気持ちになった映画観たことあるなぁ。。って考えてたのだが思い出しました。
「ウォーター・ワールド」
そう「ウォーター・ワールド」クラスの面白さだった。

という事なのでこれ以上何も語るまい。。
(さっしてください・・・)

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次は28日にコンペディションを2本。
コンペディション作品は後でまとめてフォローする予定。

 
 
ある日、劇作家ピーターの向かいに足の不自由な少女エイミーが引っ越してきた。子供嫌いなピーターだが、子供が欲しくてたまらない妻メラニーはエイミーの子守を進んで引き受けるのであった・・・

HP http://www.kinetique.co.jp/butaiyori/

出演:ケネス・ブラナー、ロビン・ライト・ペン

10月26日東京国際映画祭特別招待作品

会場はまたまた六本木。というか今回観賞予定はすべて六本木だけになってしまった。映画祭なのに渋谷に行かないってのも何だかおかしな気分だ。ファンタも新宿だけだし・・・

席は後ろから2列目と今度はかなり後ろ。だが会場自体が小さいので肉眼で観賞。年に2,3回しか使わないメガネを持参したのだが今のところ使う機会なし。

チケットはすべて売り切れだったのに客は5割ぐらいの入り。何でだ?平日の日中だから空いているのは分かるが一応チケットすべて売り切れだったろうに。。マスコミ、スポンサーなどの関係者がたくさんチケット持っているのに誰も観に来なかったのであろうか?いったい誰の為の映画祭なんだ?観たくて観れなかった人もいるかもしれないのに。これははっきりいって許せない。まぁ空いているのは好きなんだけどね。。

現在ロバート・レッドフォード製作総指揮の「モーターサイクル・ダイアリーズ」がヒット中らしいが、それにあやかったのだろうか?
今更2000年制作の同じくロバート・レッドフォード製作総指揮のこの『舞台より素敵な生活』を持ってきたのは。。

内容は終始軽いコメディータッチでなかなか感じの良く観やすいドラマであった。大笑いって程ではないのだが、小笑いが程よくちりばめられている。最後にはちょっと泣かせる方向に持っていった。

面白かったのだが、別に映画館で観なけりゃならない程でも、映画祭でやらなくてはいけない程でもなかったんでは。。。

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何回か六本木ヒルズに行ってはいるのだが、初めて明るい内に行った気がする。いつも開いていない店が開いていたりして少し感動。

空き時間に食事をしようとしたのだがどこで食べて良いか悩んでしまった。結局無難になじみのベーグル屋があったんでそこで食べたのだが、何か他に良い場所ないだろうか・・・

 
雪山に挑む2人の男ジョーとサイモン。だが下山途中ジョーが足を骨折してしまう。協力しあって2人は雪山を降下していくのだが、途中でジョーが宙ぶらりんに。支えるサイモンには究極の選択が迫る。ザイルを切るかべきかどうか・・・

HP http://unmei-zairu.com/

10月24日東京国際映画祭特別招待作品

会場は六本木。席は指定。スクリーン正面の位置は良かったのだが、列が前の方が好きな自分だがこれはちょっと前すぎ。ゲストの顔が肉眼ではっきり見えるぐらい。
自分はぴあのプレリザーブでチケット取ったのだが、それだと通常に比べて450円高い。抽選だが一般発売前に購入できるメリットがあるのだが今回に関してはとても損した気分。普通に席が空いているじゃないですか。8割ぐらいの入りであった。だが自分の周りに座っている人達はたぶん同じ方法でチケット取ったと思われるので、変な一体感があったような気がする。

内容は事実を再現したドキュメンタリータッチのドラマ。実際にこれを体験したジョー・シンプソン著書。日本では「死のクレバス―アンデス氷壁の遭難」というタイトルで発売。2003年の英国アカデミーで英国作品賞を取った作品でもある。原題「Touching the Void」

残念なのは再現ドラマを見てのインタビュー形式なので、最初の段階で彼らが生き残る事が分かる事。だからどんな緊迫した状況になっても助かるのだなって思ってしまう。だがこの作品はこの形式でOKだろう。ラストがよめないドラマ性は欠いてしまうが、事実という重みは伝わる。この状況ではどのような心理状態であったかなどが時同じくして伝わるのである。

序盤は少々睡魔が襲ってしまったが、遭難し始めてからはスクリーンから目が離せない。忘れてはいけないのはそれを演じる俳優人。ジョーとサイモンを演じるブレンダン・マッキー、ニコラス・アーロンの演技はそれぞれ凄かったです。

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次は26日に3本観る予定。
コンペディション1作品。
特別招待作品2作品。
その内の1作品は「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」
ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウが来日舞台挨拶するみたいなので楽しみにしてます。アンジーは来ないのか。。
とりあえずジュード・ロウのヘアチェックしてきます。
仕事の面接に行くため急いで国道を走っていたクリス。だが事故により渋滞に巻き込まれ迂回路として樹海の中の山道を行く事に。だがクリスの不注意により停車中の車にぶつかって車は大破。しかたがなく居合わせた男2人と女3人と一緒に公衆電話の所まで歩き始めるのであったが・・・

HP http://www.cry-mori.com/

出演:男3人、女3人
   マウンテンマン3人

本当はレイトで観ようと思っていたのだが、観賞予定日に台風のため仕方がなく早めに帰宅。上映は22日の金曜まで。時間的都合上もはや諦めざるえなかったのだが、これはホラーファンとしては観なくてはいけない映画。なので無理やり予定などを強引にキャンセルして観に行った映画である。なので期待値はかなり高かったです。

内容は無秩序殺戮系。
今回の加害者は"マウンテンマン"と呼ばれる近親相姦などにより遺伝子が異常になった3人組。大柄なパワータイプが2人と小柄なスピード系タイプ系1人の3人組なのだが、殺人鬼が3人組というのは結構珍しい設定なんじゃないですかね。だいたいこういう3人組だとパワータイプ、スピードタイプ、頭脳タイプって分かれるのがゲームやマンガなどでも王道だと思うのだが、いかんせんマウンテンマンは頭がいかれている設定なので頭脳タイプは断念したのでしょうか(笑)

被害者は主役となる男クリスがぶつかった車に居合わせた男2人、女3人という集団で計6人。クリスを足すとちょうど3つのカップルが出来上がるできすぎた展開なのだがこの辺は多めにみよう。彼氏と別れた女を元気付ける為にキャンプに行く途中だった5人組という一応理由があるみたいなのですが、それにしてはその友達、彼女の前でイチャイチャしすぎじゃないですかね?まぁ出会いの段階で誰と誰が最後まで生き残るか分かってしまうというものです。

イチャイチャすると死亡フラグがたつ。これはホラー映画の中ではお約束なので守ってもらわないといけない。今回もその伝統は守られてました。よし、よし。

映像的なグロさはこれはなかなかのものであった。ここ数年観た中ではトップクラスのできであった。殺され方が結構細かく描写されていて、思わず「これだよ、これ!」と微笑まずにはいられなかった。だが死体をバラバラにする所は音だけで表現してあったのが残念なところ。。

これは観賞して良かったと思っている。
一般大衆受けするとは思えない内容だが、個人的には好みであった。
 
ファンタスティック映画祭。
プレミアムホラーナイト3作品

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『ソウ /SAW』

足首に鎖をはめられて動けない2人の男が密室で目覚める。2人の間には自殺死体。死体にはテープレコーダーと拳銃が。男2人はそれぞれテープを持っている。どうにかテープレコーダーを手に入れそれを再生してみると・・・

出演:ケイリー・エルウィズ、リー・ワネル、ダニー・グローヴァー

鎖に繋がれた1人、妻子もちの医者ゴードンにケイリー・エルウィズ
鎖の繋がれた1人、若者アダムにリー・ワネル
あらすじに出なかったが連続殺人犯を追う刑事にダニー・グローヴァー

HP http://sawmovie.jp/

いきなり今回のメインディッシュ。先日記載した通り、1回限りのオリジナルバージョンの上映という事だけあって会場も興奮気味。ゲストは脚本・原案・出演のリー・ワネル。上映開始前に軽い挨拶、終了後にティーチ・インがおこなわれた。

かなり「CUBE」と「セブン」を引き合いにだしていたのだが、個人的には全く別の作品と感じた。
内容や感想を書いてしまうと、それがほとんどネタバレになってしまいそうな感じがするのでカット。
あえて一言で言うなら自分の完敗でした。。
とにかくネタバレする前に観る。
これしかない。

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『スピーシーズ3』

やっとの思いで殺したエイリアンのイヴ。だがアボット博士は彼女の子供を救出しサラと名付け助手のディーンと研究を進める。やがて成長したサラは街で繁殖パートナーを求めさ迷うのであった・・・

今回がワールドプレミアらしい。1,2は観賞済みだったので安心して観賞。だが別に観なくても楽しめる内容。遺伝子的な用語がちょっと出てきたので、分からなくなる恐れがあったがこれもさほど重要な問題ではなかった。
随所にエロっちいシーンが出てくるのはこの作品の持ち味。
B級エロティックホラーというのがピッタシな映画であった。
また4に続きそうだな。。。

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『ハウス・オブ・ザ・デッド』

5人の若者は孤島で開かれるパーティーへ参加しようとしたが遅刻して送迎の船に乗り遅れてしまう。そこで近くに泊めてあった船の船長に島まで送ってもらおうと頼んでみたのだが、彼らはその島を恐れ断られる。なんとか説得し彼らは島に向かうのであったが・・・

何かゲームの映画化らしいがその辺はよく知らん。だが映画中にときおり出てくるゲーム画像にちょっと見覚えあった。ゲームセンターにあった銃でバンバン撃つあれかな。。

今年はゾンビブーム。まだ記憶に新しい「ドーン・オブ・ザ・デッド」での走るゾンビに新しい時代を感じたが、今回のはさらに上いく泳ぐゾンビでした。ゾンビが泳ぐなよ・・・

後半は銃の撃ちまくり。これでもかってぐらい次々出てくるゾンビをこれでもかってぐらい撃ち殺す。もはやゲーム感覚。

B級ではなくC級だなこれは。
でもこういうの、たまに観るのは好き。。

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今年は3本と作品も少なめ。
イベントもあまり無かった。以前はヒーローショーや仮装大会など合間合間にイベントごとがあったのだが、今回はまったくなし。ただの上映会って感じになってお祭りという雰囲気はなくなってしまった。まぁ別にそれでも良いとは思うのだが、やっぱ少しは何かしらのイベントがあった方が思い出になるというものだ。

後、休憩時間に外でタバコ吸う人が多すぎ。煙が充満してい火事かと思うぐらい酷かった。よくスプリンクラーがまわらなかったな。。

予想通り、会場前にすでに明日の「Zガンダム」の徹夜組が並んでいました。
券を持っていない当日券狙いの人も、すでに券を持っているが良い席確保の人も並んでいたようです。今回はすべて自由席券だけだからこのような事になってしまったんでしょう。
あぁ〜あ、やっぱ観たかったな。。。
一般公開は来年のGWみていです。

 
 
ジュリアンとソフィーは幼なじみ。ひょんなことからあるゲームを始める。それは缶を持っている方が仕掛ける条件に絶対にのりそれをクリアしたら相手に缶を渡すというゲーム。最初は無邪気な遊びにすぎなかったが、やがて大人になった2人は、いまだそのゲームにとらわれているのであった・・・

出演: ギョーム・カネ、マリオン・コティヤール、チボー・ヴェルアーゲ、ジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー

大人のジュリアンにギョーム・カネ。
大人のソフィーにマリオン・コティヤール
子供時代のジュリアンにチボー・ヴェルアーゲ
子供時代のソフィーにジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー

HP http://www.paramountclassics.com/loveme/

おなじみのあのアルバトロス配給による映画である。「アメリ」で有名になったアルバトロス。この『世界でいちばん不運で幸せな私』は次なる「アメリ」的な作品になれそうな感じもしたのだが、惜しいかなもう少し足りなかった。

少年期の2人のやり取りは、「あぁ自分も子供時代こんな事があったらなぁ。。」って思う、なかなか素晴らしい感じであった。(身内の不幸やいじめは除いて・・・)

ロマンチックな話かと思いきや、見方によってはかなり残酷な話でもある。
特にラストは衝撃的であった。あれは、あれで1つの愛の形なのでろうか?

もう1回観てみたい気もするが、別にいいやとも思える微妙な映画であった。
 

 
 
第二次世界大戦中、ナチスは妖僧ラスプーチンの助力により邪悪な神を召喚しようと計画。だが米軍により阻まれ、代わりに異形な赤い生き物が出現。ブルーム教授はその子を“ヘルボーイ”と名付け育てる事に。時は流れ現在。ヘルボーイはFBIの秘密組織の一員として日々正義のために戦っていた。

出演: ロン・パールマン、ジョン・ハート、セルマ・ブレア

親父顔の赤い大男ヘルボーイにロン・パールマン
念動発火能力を持つちょっと暗い女リズ・シャーマンにセルマ・ブレア
ヘルボーイの父親代わりで組織の責任者ブルーム教授にジョン・ハート

オール2本目。なんとなく面白そうな感じだったので観賞する事に。今回のオールのメインといってもいいだろう。

「Xメン」と同じ感じで、正義側の超能力者VS悪者側の超能力者の戦いという作り。根本的に違うところは『ヘルボーイ』の方は(一部を除いて)姿が異形である。だが外見が派手なのに能力はたいした事ない。ヘルボーイに関しては体が丈夫という事ぐらい。「Xメン」シリーズの方がまだ派手かもしれないなぁ。
「Xメン」といえば、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)のスピンアウト作品が決まったとか決まんないとか。ストーム(ハル・ベリー)のスピンアウトも作るって言ってたような気がするのだがいったいどうなったんでしょう・・・

とにかくもう少し派手派手な能力合戦を期待していたのだが、この辺はちょっとガッカリ。これは続編はなさそうだな。

ヘルボーイが妙に人間くさいのが良い反面、悪い反面も感じる。体がでかくて、顔が醜い、だが心優しいときちゃうとフランケンシュタインをどうしても思い出してしまう。途中からヘルボーイは赤いフランケンとしか見れなかったです。

尺が132分と長すぎる。これぐらいのアクション物は100分きって欲しい。
 

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2本目は『ヘルボーイ』なので

21:15 〜 23:00 『マッスルモンク』
0:00 〜 0:20 『ヘルボーイ』 
2:30 〜 4:20

となった。

で3本目は「隣のヒットマンズ 全弾発射」の予定だったのだが・・・

やってない。。

たまに予定表とかに"※番組変更の可能性あり。"との記載があるのだが、そんなの実際ないだろうと思ってたのだがついに身にふりかかってしまった。もう前売り券購入済みなのに・・・
どうしてくれるんだよこれ。。

 
元僧であるビッグガイは筋肉美を活かしてストリッパーとして働いていた。だがある日、女刑事フンイーと知り合った彼は、彼女に不吉な影を見てしまうのであった・・・

出演:アンディ・ラウ、セシリア・チャン

笑顔が素敵な筋肉ムキムキの元僧ビッグガイにアンディ・ラウ
ハスキーボイスな女刑事リー・フンイーにセシリア・チャン

HP http://www.at-e.co.jp/musclemonk/

レイトショーのみの映画。公開日のレイトに観に行ったので、初日の初回という事になってしまった。でもそんな混んでいないだろうと思ってたのだが、ほぼ満席であった。

さて自分がなんでこの映画を観ようかと思ったのか?それはただ単に時間がちょうど良かっただけである。なのでどういう映画か全く知らないでの観賞となってしまった。まぁかろうじて香港映画でアンディ・ラウが出演しているとの情報は得ていたが。

開映10分前に個人的なベストポジションに近い場所に座る事ができ満足していると、前の席に6人組のOLらしき集団が座る。女3人集まるとかしましい。。×2じゃないか!!と嫌な気分になったが自分の予想を裏切りマナーを知った良い集団でした。先入観や、人を見かけで判断してはいけませんね、反省です。それよりも今回のダークポイントは隣にいたカップルの女の方。一見大人しそうなカップルだったので安心しきってたのだがこれがもう。。普通の人だったら声を出さずに微笑むような笑うポイントで声を出して笑うし、アクションシーンでも興奮した息遣いが聞こえてくるし、しまいには隣の彼らしき人にウンチクを話しだす始末。あぁぁもの凄い気になった。気分最悪。

内容をもう少し補足。
アンディ・ラウ演じるビックガイは、人の前世での業が見えてしまう能力があるという設定。前世の業によって人の死が決まるのである。で彼はヒロインであるフンイーに中国人を虐殺する日本兵を見てしまうのである。ここでも日本人は悪者でした。。

ちょいと感想。
序盤からいきなり笑える展開。アンディー・ラウの筋肉スーツ姿に笑い、一斗缶から人が出てくる所にエスパー伊東を思い出して笑う。コメディー映画かと思いきや、だんだん暗い展開に。あの差にはちょっとついていけませんでした。最後の方は仏教の世界に入ってしまうし。。

でもまぁまぁの映画でした。
どうしても前売り券が手に入らず通常料金で観賞したのが痛かったが。。

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今回のオールは3本を観賞予定。

21:15 〜 23:00 『マッスルモンク』
0:00 〜 0:20
2:30 〜 4:20

1本目と2本目の間が若干空いているのが気になるところだが、場所がちょっと離れているので逆にちょうど良いのである。

観賞後、この時点では後に訪れる不幸に気づかなかったのであった・・・

===次回「完全なる計画(パーフェクトプラン)の落とし穴」に続く===
ハロウィン前夜。全米各地のユニークな場所を取材している4人の若者がある田舎町へとやって来る。給油のためによった不気味な博物館で伝説の殺人鬼ドクター・サタンの存在を知った彼らは、店のオーナーに教えられたサタンゆかりの地に行く事にする。途中に女性ヒッチハイカーを拾ったのだが、直後車がパンク。途方にくれる彼らを、ヒッチハイカーの彼女が車の修理をするために自分の家に誘うのであったが、そこにはちょっと不気味な一家が待ち受けていた・・・

出演:シド・ヘイグ、ビル・モーズリイ、シェリ・ムーン、カレン・ブラック

HP http://www.murderride.jp/

不気味な博物館のオーナー、キャプテン・スポールディングにシド・ヘイク
父親(だったと思う)オーティスにビル・モーズリイ
ヒッチハイカー、不気味な一家の娘ベイビーにシェリ・ムーン
その母親にマザー・ファイアフライにカレン・ブラック

監督、脚本にロブ・ゾンビ。ロック界ではかなりの有名人らしいが音楽関係には疎いので知らん。知らないとおかしいぐらいに有名な人なんですかね?

さて、長い間公開を待ち続けて、やっと念願の公開。だがタイトルが原題(「ハウス・オブ・1000コープス」)から変わって『マーダー・ライド・ショー』になっていて、映画館は単館上映。下手すると気がつかない内に公開終了となってもおかしくない状況であったので、気がついたのは良かった。

前売り券も早めに購入したのに観たのは最終週。最近の傾向としては公開1週間以内もしくは先行で観るか、今回のように公開最終週にせっぱつまってから観に行くかのどっちかが多い。今回は後者になった。

内容的にはほとんど先日リメイク公開もされた「悪魔のいけにえ」(「テキサスチェーンソー」)そっくり。音楽関係者が監督だけあって、映像より音楽に重点おいているような作りであった。プロモーションビデオみたいな感覚も覚えてしまった。

インディー映画っぽい作りは、それなりに好きなのだが、もうちょっと映像的に自分好みだったら良かったのに。。続編も決まってるらしいが劇場公開されても観に行くかどうかは今の時点では疑問である。

何度もいうがかなりの期待をしていた。観賞後の正直な感想としては、たいした事なかった、ガッカリである。

思わず苦笑して映画館を後にしたのであった。。

 
17歳のイグビーは反抗期。父はずっと入院中、小うるさい母親や優等生の兄など何もかも面白くない。また学校を退学させられたイグビーに手を焼いた母親のミミは彼を士官学校に入れてしまう。だがそこも逃げ出し、名付け親D.Hがいるニューヨークへと行くのであった・・・

出演:キーラン・カルキン、クレア・デインズ、ジェフ・ゴールドブラム、
   アマンダ・ピート、スーザン・サランドン

多感な青春時代を送る17歳の少年イグビーにキーラ・カルキン
ひょんな事から知り合った綺麗なお姉さんスーキーにクレア・デインズ
金こそすべてダンディーな名付け親のD.Hにジェフ・ゴールドブラム
部屋に居候させてもらってる自称ダンサーのレイチェルにアマンダ・ピート
口やかましい母親ミミにスーザン・サランドン

HP http://www.17-shohou.com/

ゴールデン・グローブ賞にキーラ・カルキン、スーザン・サランドンがノミネートされていたので映画の存在自体は去年から知っていた。だが公開するという情報が全くなかったので忘れかけていたのだが、気がつくと公開中であった。てっきりもうビデオスルーされているものだと思ってた。まぁとりあえず気がついて良かった。

観に行く要因の1つになったのが監督、脚本が「10日間で男を上手にフル方法」で脚本を書いたバー・スティアーズであったこと。「10日間〜」は個人的にかなり面白く好きなのでこれも期待できると思ってた。

出演俳優の補足をちょっと。

キーラン・カルキン
天才子役として一世風靡したマコーレ・カルキンの弟。他に役者として活動している兄弟にクイン・カルキン、クリスチャン・カルキン、ロリー・カルキンがいる。ちなみに本作でキーラン・カルキン演じるイグビーの幼少期をロリー・カルキンが演じていた。

クレア・デインズ
個人的にはレオ様ブームが加熱していた時に共演したジュリエットのイメージが強い彼女。久々に見かけたと思っていたら「T3」に出ていたな。。

スーザン・サランドン
ご存知オスカー女優。ノミネート5回で受賞は5回目の正直で1回。

めんどくさくなったので、この辺で補足は終了。

この映画のテーマの1つは自分探しかな?どうしても自分を模索する主人公のイグビーに共感せざるを得ない。かなり幼稚な反抗などもしているのだが、自分はあそこまで自分のやりたい事を探す努力や何かしらの反抗をしているだろうか?いや、してないな。わかっているけど、無駄な時だけが過ぎていく日々。
今回は反省をもってレビューを終えよう。。
 
内戦下のスペイン。グランドの真ん中に不発弾が立つ人里離れた所に建つ孤児院にカルロスは連れて来られた。カルロスはかつて孤児院内で行方不明になったサンティという子が使っていたベットを与えられる。その夜からカルロスは悪夢にうなされ、奇妙なうめき声に悩まされるのであった・・・

出演:フェルナンド・ティエルブ、エドゥアルド・ノリエガ、
    マリサ・パレデス、フェデリコ・ルッピ

孤児院に連れて来られた少年カルロスにフェルナンド・ティエルブ
気性の激しい管理人ハチントにエドゥアルド・ノリエガ
義足の女院長カルメンにマリサ・パレデス
老牧師カザレスにフェデリコ・ルッピ

HP http://akuma-no-sebone.com/

なんとなく観てみたいと思ってた映画だったのでどうにか最終週の平日に観賞。なので現時点では終わっている。公開終了後プレビューという事になってしまう。まぁ自分の得意のパターンである(開き直り。。)

1館上映(最初は2館だったが最後は1館)なので、もうその映画館に行くしかない。場所は未開の地である池袋。去年オールのイベントで映画を観て以来である。昼間に池袋で映画を観るのは何年ぶりか?記憶に間違いが無ければ「コピーキャット」を観たのが最後。という事はかなり前だ。。

全体的に暗めの映像で、幼児を漬けた酒を飲む老牧師や義足の女院長など登場人物もなかなか。不発弾の中から何かの音がする、という前振りもなかなか。人里離れた孤児院の立地条件などもかなりホラーの王道いく良い感じだった。後半にかなり期待していたのだが、結果的に期待を裏切ってくれた。
『デビルズ・バックボーン』というタイトルから勝手に推測していた内容は、悪魔のような男が骨を集める(?)という感じのスプラッター系映画だったのだ。だが本作はスプラッターやホラー映画というよりは戦争映画の意味合いがかなりこかった。別に霊とかださないで、普通の戦争ドラマ映画風にしても話が成り立つぐらいに。。

またまた己の感を信じ、下調べもしないで観に行ったのだが正直な感想としては、別に池袋までわざわざ観に行く必要はなかったかもしれない。ビデオで充分。

まぁこういう事もあるさ。。
白骨死体が発見された事件に進展がないため地元警察はFBIに捜査協力を要請する。するとプロファイルの天才であるスコット捜査官がやってくる。地元警察と協力しての捜査中に新たな殺人事件が発生。目撃者コスタの情報から犯人らしき人物が浮かび上がるのだが・・・

出演:アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク

HP→ http://takinglives.warnerbros.com/flash.html

FBIの特別捜査官イリアナ・スコットにアンジェリーナ・ジョリー。
事件の目撃者コスタにイーサン・ホーク。

オール3本目は『テイキング・ライブス』。
20:50 〜 22:45 「アイ、ロボット」
23:00 〜  0:50 「ヴィレッジ」
2:10 〜  4:10  『テイキング・ライブス』

約1時間程空いたので、近くの計画通り漫喫に移動。本格的に漫画を読むほどの時間もないので雑誌などを読み時間をつぶす。映画館自体は近いので開映5分前ぐらいに到着するように店を出た。
予想通り空いてはいたのだが、個人的にベストの場所付近に人がまばらにいる。映画を観るためにいるならまだ我慢できるのだが、どいつもこいつも寝てやがる。寝に映画館来るやつは目立たない隅っこの方で寝ていて欲しいものだ。はっきりいって迷惑。映画館で寝るのを目的にこの1番人少ないと予想できる『テイキング・ライブス』を選ぶのは決して間違いではないとは思うけど・・・

この作品、1回映画館でトレイラーを観てサスペンス系だなって認識はあったが、アンジーが出演している以外なにもほとんど知らなかった。なんとなく好きそうな雰囲気だったので、己の感を信じ観賞となった。

1番得したと感じたのは近年まれにみる驚きを味わった事。とあるシーンでもの凄い驚いてしまった。ホラー映画だと少し身構えある種のバリアをはっているのでそれぐらいじゃビクともしないのだが、今回は完全に油断していたので体が思わずビクッてしてしまった。それだけでも映画観た価値があったかも。

まったく感想書かないままに終了。
周りを森に囲まれ世間から孤立した美しい村があった。森の外に住むという<彼ら>に対して昔から村に伝わる掟にしたがい共存していたはずだったが、ある日・・・
(ネタバレになりそうなのでこれぐらいで・・・)

出演:ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ

盲目の少女アイヴィー・ウォーカーにブライス・ダラス・ハワード
寡黙なルシアス・ハントにホアキン・フェニックス
知的障害者ノア・パーシーにエイドリアン・ブロディ

という事でオール2本目は『ヴィレッジ』である。

20:50 〜 22:45 「アイ、ロボット」
23:00 〜  0:50 『ヴィレッジ』
2:10 〜  4:10

1本目の隣の映画館で15分あるので余裕であった。やっぱこういう謎解き物は秘密が漏洩する前に観るべきだと判断。という事で初日に観賞。

最近は情報も無防備になっていて、こちらが知りたくない情報も偶然入ってしまう。いつ何時この『ヴィレッジ』の秘密が自分の目に触れるか分からない。現に「シックスセンス」の時、某映画関係のBBSで思いっきりネタバレしてるのも観たことある。まぁこの時はすでに観た後だったので良かったが。。

M・ナイト・シャマランといえば、「シックスセンス」で一躍有名人。次の「アンブレイカブル」で、まぁ2作続けてヒットは難しいよねと温かい目でみてたが、「サイン」で、んんんん?大丈夫か?って感じできてたので今回の『ヴィレッジ』は本当に正念場だったと思う。
賛否両論らしいが個人的には今回の『ヴィレッジ』では信用を取り戻せたと思う。

今回は本格的な映画デビューとなる主役の女性ブライス・ダラス・ハワードが、無名でいきなり主役で心配していたのだが見事盲目の少女を演じきっていた。なんと彼女はロン・ハワードの娘らしいじゃないですか。知らなかったなぁ。エイドリアン・ブロディもあんな切れた演技できるとは、ホアキン・フェニックスも前回の「サイン」とは全く違うキャラを見事に演じていたし、その他にウィリアム・ハートにシガニー・ウィーバーなどが脇を固めていて、配役陣には隙が無かった。

なんとなく某映画の事が頭に浮かんだので、大どんでん返しと言われる部分は分かりかけていたが、最後には謎の部分に細かい補足もあり幾分親切な作りになっていた。

ボロがでそうなので多くは語らない。
秘密が世間一般にもれるまでに早く劇場で観ましょう。久々に誰かと一緒に観に行って、観賞後にあれこれ話したい映画であった。
 
ロボットが普及した近未来のシカゴ。ロボット販売会社のラニング博士が謎の死を遂げる。事件を任されたのは博士の知り合いでもありロボットを好ましく思っていないデル・スプーナー刑事。彼はロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士と共に事件を調べている最中、新しく開発したNS-5型ロボット“サニー”が現れるのであった・・・

出演:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、アラン・テュディック

暗い過去をもつデル・スプーナー刑事にまたまた刑事役のウィル・スミス。
スーザン・カルヴィン博士にあまりよく知らないブリジット・モイナハン。
特殊なNS-5型ロボットサニーに(CGかと思ってたんだけど・・・)アラン・テュディック。

久々(?)での予定通りオール観賞。
今回は新宿である。新宿だと観終わった後でもいろんな所(主に漫喫だが)があるので安心なのである。というか深夜に人がいすぎだ。さすが不夜城新宿である。

オールでやっている何本かピックアップして時間帯を調べ効率良く作戦を練ったところ3本を観賞。

20:50 〜 22:45
23:00 〜  0:50
 2:10 〜  4:10

若干2本目と3本目の間が気になるところだがこんな感じで3本を。

で1本目は先行上映の『アイ、ロボット』となる。

先行上映、観終わっても終電がまだ充分ある時間帯、週末という好条件なので、ある程度の混みを観念していたのだが、そんなでもなかった。これは近辺でもう1館だいたい同じ時間帯で上映していたからかもしれない。良かった、良かった。

もちろん混んでいるのは嫌いなのだが今回に関しては、晩飯をそこで食べてしまおうと目論んでコンビニで食料買いこんで来たので混雑状況が少し気になっていたのである。どっちかって言うと僕の好みの席は前の方(少し左寄り)なので、不人気で人はあんまりいない。半径5m以内に誰もいない快適な場所をゲットできたので、そんなに気兼ねなくパクついていました。1本目にこの『アイ、ロボット』を選んだのもこの事も要員の1つでもある。アクション映画は音が大きいので、食べる音もあまり周りの迷惑にならないのでる。終始静かなドラマ系だとこうはいかない。食事も喉を通らないってやつですな。。

さて、全米公開もなかなか好評だったこの『アイ、ロボット』。ロボットがあそこまで普及するかはともかくいろいろな物の未来感はなかなかのものであったんじゃないでしょうか。音声認識のプレイヤーや超小型携帯電話、店の支払いも金を使わずフェリカみたいの使ってるし、これぐらいだったらありえると思った。自動操縦の車はちょっと疑問もあるが、自動車庫入れとかは、ありえそうって感じも。あって欲しいという願望もあるね。。

でも気になったのはロボット。先にも書いたがロボットが普及されるのかが疑問ではなく、いくら同じタイプのロボットだからといって、皆同じ色で販売されるって事はないんじゃないでしょうか?だって誰のか見分けつかないじゃん。きっとソニーとか、マックがお得意のカラーバリエーションがきっとあるはずだ。もし単色だけだったら僕ならまずパーソナルカラーはブルーにして、「他とは違うのだよ!他とは!」と自己満足しているに違いないねきっと。。(一部の人に分かるネタ)

最近変に内容を予想しちゃう悪い傾向にある。
序盤で伏線となっていた"とある行動"が、後半ロボットのサニーが絶対やるぞ、やるぞって思ってたら、本当にやりやがった。あぁ、でも真ボスはちょっと意外であった。

程よいところで新事実が明らかになったりして、娯楽大作としては今年の中では、上位に入ったんじゃないでしょうか。こういうのは映画館で観ておきたいですな。

 
1本目終了である。

===2本目に続く===

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