12月、クリスマス目前のロンドン。人々はクリスマスを目前に控えそれぞれいろいろな悩みを持っていた・・・

出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン

登場人物が多すぎで、それぞれの物語があるので上手くあらすじが書けん。一応ヒュー・グラントが主演かもしれんが、実際にはこの人が主役と言うべき人物も見当たらない。すべての登場人物が主役であり脇役なのであろう。

登場人物が多すぎるので、人の顔が見分けつかないという弱点を持つ自分ではついていけない映画なのでは?と思っていたが、大人数にもかかわらず一人一人キャラが立っていて意外にもビックリ最後までついていけました。

しかさすがに自分やってくれました。
観賞前に余計な情報はいれたくなかったので代表的なヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、ローワン・アトキンソンしか出演する人知らなかったで、コリン・ファースをずっと海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラー役で おなじみのマシュー・ペリーだと思ってました。

コリン・ファース → http://us.imdb.com/name/nm0000147/
マシュー・ペリー → http://us.imdb.com/name/nm0001612/

この間違いは許されるものなのでしょうか?

そもそも普通の人はどうやって人の顔の区別をしているのでしょうか?

アメリカンコメディーとは違った紳士的なコメディー。これが本当の愛の形なのだ!という押し付けるものもなく、ゆったりとした十人十色の愛の形を見せてくれた。愛のオムニバス映画という感じ。誰でも一つぐらい入り込めるストーリーがあるでしょう。
意外なところで人々が繋がってたりして、非常にストーリー展開には満足。非常によく出来ている脚本だと思う。

ローワン・アトキンソンがかなりのちょい役だったのが惜しいところだが、彼が出ずっぱりだと笑いが変な方向に行きそうなのであれぐらいが彼の持ち味をいかせて良かったのかもしれない。

ただ悔やまれるのは、クリスマスシーズンに上映してたら絶対もっと流行ったと思うのに、なんで今頃上映なのだろうか?待つのは嫌だが後10ヵ月後に公開した方が興行的には良かったと思う。10月ぐらいからじわじわメディアに露出させて盛り上げてさ。

一組だけ消化不良のカップルがいると思うのだが、あれはあの終わりで皆は何とも思わないのだろうか?

 
 
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『ギャンブル・プレイ』
 
 
運も尽き果てた落ちぶれたギャンブラーのボブはギャンブルにのめり込みながら今では、酒とドラッグにおぼれる毎日であった。そんなある日、彼に昔の仲間が大がかりなカジノの強奪計画を持ちかけてくるのであった・・・

公式HP http://www.foxjapan.com/movies/gambleplay/
 

出演:ニック・ノルティ、チェッキー・カリョ、エミール・クストリッツァ
   ナッサ・クヒアニチェ、レイフ・ファインズ

 
主役の落ちぶれたギャンブラーにニック・ノルティー。渋いです。声も渋いし演技も渋いって。味のある演技。年齢にマッチした役というのはやっぱ違和感なくっていいですね。歳いって高校生の役するとかはやっぱみていていただけませんわ。

彼を監視する刑事にチェッキー・カリョ。ボブとは妙な関係で監視というより見守っているという感じ。自分とは正反対の人間に憧れるとでもいうのであろうか。ご存知ルパンと銭形のような関係?ちょっと違うかも。。

監督はニール・ジョーダン。先日購入したDVD「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の監督である。こういうのをめぐり合わせというのであろう。

序盤はボブの心を描くかのように暗めの映像。音楽も映像がマッチして大人の男の映画って感じに仕上がっている。彼が助けた少女アンとの出会いにより彼の運は変わったのであろうか?彼女はこの映画のキーマンである。終盤には華やかなギャンブルの世界、映像も明るめでまさに夢舞台であった。一攫千金を夢見る事ができる映画であった。
あぁカジノ行ってみたい!!

 
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今日(12日)は今年初の試写会。
ジャック・ニコルソン、アダム・サンドラー出演の「N.Y.式ハッピー・セラピー」

 
PCメーカーの就職先もほぼ決まったエリート学生ジェイムズ・クレイトン。だがある日CIAの教官ウォルター・バークにその能力を見込まれスカウトされるのであった・・・

出演:アル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハン

CIAのベテラン教官にアル・パチーノ。新人訓練生にコリン・ファレル。

お気に入りのアル・パチーノは存在感は確かにあるのだが、個人的にはいまいちかも。自分はこういうアル様を求めているのではないのです。それにしても今回メイクのせいなのか、役作りなのかアル様が妙に老けすぎているのでは?

今回はいつにもまして簡潔なあらすじだったが、実際の内容は序盤はどうにかついていけたのだが中盤はわけがわからなくなって終盤は一応納得したのだが、よくよく考えると穴だらけ。特にアル様扮するCIA教官の行動の意味が分からなくなりいったい彼は何をしたかったのだろうか?と頭をかかえてしまった。何を望んでいたのかは分かるのだがその過程が分からない。もっと簡単に事済むはずなのに・・・て感じ。

それにしても去年に続きコリン・ファレルは大活躍ですな。こんなに活躍している彼なのに日本での知名度はいまだいまいち。やっぱ大ヒット作品がないと日本人は覚えてくれないのだよ。レオの「タイタニック」みたいにさ。
 
CIAの訓練シーンは結構楽しめた。本当にあんな訓練しているのでしょうか?これまたCIAの協力を得て、表には出ない内幕をリアルに描いたらしい。この前の「S.W.A.T」といい、「ハリウッド的殺人事件」といい現在はリアル描写ブーム(暴露ブーム?)なのだろうか?次はご存知FBIかな。

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旧作品しかこのスタイル使えないと思ったのだが、新作も使えるのですね。
まぁ一部の有名作品だけみたいだが・・・

 

 
 
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『悪霊喰』
 

司祭アレックスは教会の反対を押し切り、謎の死を遂げた恩師の事件の真相を究明するためローマへと向かう。そこで彼は、事件の鍵を握る“罪食い”の異端者イーデンと出会うのであった・・・
 
出演:ヒース・レジャー、シャニン・ソサモン、ベンノ・フユルマン

謎を追いかける若き司祭にヒース・レジャー。罪食いの異端者にはベンノ・フルマイユ。正直彼はよく知らん。

この映画前評判が凄くて、

 関係者の謎の失踪、そして不可解な事故。
 米国では何度も公開延期。

これは!期待できる!と思いわざわざ遠方に観に行ったのだが・・・

つまらん!!

周囲の「面白くなさそう」という声を振り切り自らのカンを信じて観に行ったというのに見事に裏切ってくれた。期待しすぎると外れるとのジンクスはやはり健在であった。

そもそも何でこんなに面白くなかったのだろう。
何といっても怖い映像が全く無かったのである。洋画のホラーはビジュアル面でみせてくれないとダメである。だが本作は映像面の怖さより、世界観の怖さを目指したのではないだろうか?
純粋な日本人で無宗教な自分は、さほどというか全く怖くなかったが、日常生活に宗教が普通に入り込んでいる本国の人達には恐ろしかったのではないだろうか?

まぁ当たり外れがあるから映画は面白い。
一種のギャンブルだな。。
 
 

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2月分の目標達成で、今月はようやく「キス★キス★バン★バン」のDVDを購入。
ふと立ち寄った店で25%引きで販売していた。安く買えるのは嬉しいのだが、自分の好きな映画が安く売られているとちょっと悲しかったりする。
複雑な気持ちである。。

 

 
 
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『シービスケット』
 
 
自動車販で成功した男は世界恐慌で経営がピンチになり最愛の息子も事故で亡くし、妻にも去られてしまいどん底であった。そんな彼だが新しい妻の影響で競馬の世界に傾倒していく。彼は、変わり者だが馬に人一倍愛情を注ぐ調教師を雇い、競走馬を買い付けにいく。その時小柄だが気性の荒いサラブレッド(シービスケット)に目をつけるのであった・・・

出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー
  

ジェフ・ブリッジスが会社経営者、クリス・クーパーが調教師、そしてあらすじにでてこなかった主演のトビー・マグワイアが騎手。だが本当の主演はシービスケットなのである。エンドクレジットもシービスケットが一番上にくるような心配りがあっても面白いのではって勝手に思ったりもした。

いかにもアメリカが好きそうなサクセスストーリーである。様々な理由によりどん底に落ちる人々や馬。そしてそこから立ち直り栄光をつかむ。まさにアメリカンドリーム。こういう実話がまだあるとは世の中もまだまだ捨てたものじゃないですな。。

レースシーンも予想外に重厚な迫力ある出来であった。競馬好きにはたまらない映画だったんじゃないでしょうか?夢がありますよねこういう映画は。

尺が141分と長いのが気にはなった。一回終わったと思った後に続くので、思ったより長く感じてしまった。

アカデミー賞の作品賞、脚色賞にノミネートされているが、どうなるのでしょう?
 
 
 
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『ニューオリンズ・トライアル』
 

ニューオーリンズでの銃乱射事件で夫を亡くした女性が弁護士を雇って、犯人の使用した銃の製造会社に訴訟を起こす。銃の製造メーカー側は会社の存亡に関わるこの大事な裁判にやり手の陪審コンサルタントを雇って万全の体制で挑むのであった。だが事態は急転、裁判中に原告側被告側両者に「陪審員の票を売ります」という謎の手紙が届くのであった・・・
 

出演: ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン

 
弁護士にはダスティン・ホフマン、相手役の陪審員コンサルタントにジーン・ハックマン。だが映画の序列からすると主役は陪審員のジョン・キューザックなのです。カギを握る人物なのだがちょっと影が薄い主役だったなぁ。

原作はジョン・グリシャム。「ザ・ファーム」「相続人」「依頼人」「レイン・メーカー」など数々の法廷物映画の原作者。各作品それなりに面白く外れは無いので安心して観に行けるというものだ。"法廷物に外れなし"って誰かが言ってたが自分も賛同します。
ただこういう作品は娯楽映画とはちょっと違うのでビデオでもいいかなって思ったりもするのだがそれでも映画館の方が良いに決まっている。雰囲気だなやっぱ。

原作では訴訟内容がタバコだそうだが、ダスティン・ホフマンの発案により銃訴訟に変更したそうですね。アメリカでの銃規制の波が高まっているのがうかがわれるエピソードだ。
銃訴訟の映画なら他にもありそうなので、個人的にはタバコ訴訟の方が観たかった。なら原作読めばいいのだろうけど、翻訳されたのってどうも好きになれないのだ。

陪審員コンサルタントが重要なのもこの映画を観て理解できたが、弁護士になぜ大物を選ばないのであろうか?弁護士の方が重要なんじゃないですかね?と考えるのは邪推かな。。。

 
 
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『ハリウッド的殺人事件』

華やかな街ハリウッドのライブハウスで人気バンドの銃殺事件がおこった。不動産業を副業に持つベテラン刑事とヨガのインストラクターを副業に持つ若き刑事コンビがこの事件を担当する事に。2人はお互いの私生活の悩みを抱えつつも事件の捜査を進めているのだが・・・

ハリソン・フォード、ジョシュ・ハートネット出演の刑事コメディー映画。アクション・コメディーとうたってるがアクションはそれほど激しくなく見所も少なかった。脚本にはロサンゼルス市警の元刑事を使ってるそうなのでリアルな内部事情が描かれているそうだが従来の刑事映画とそれほど大差ない気がする。

今ではもう定番でよくある刑事コンビのコメディー映画。つい最近だと「バッドボーイズ2バッド」がそれにあたるであろう。
シリアスなハリソンのイメージが強いのでこの映画で頑張ってコメディーを演じている彼を見ると何だかとても切なくなってしまった。決して演技が下手とかそういうのではなく、何というのかな?痛々しいという感じ。。
もし近い未来「インディージョーンズ4」が上映されたとしたら、同じような気持ちになってしまうのあろうか・・・

マイナス意見しか書いてない気がするが映画そのもの内容はそれほど悪くはなかった。ただ映画館で観るほどではなかったかもしれない。。

 
 
2004年目標
"? 日記はマメに更新する 〜最低3日に1度は更新したい〜"
であったのに・・・

あぁぁぁ!!いきなり守れず。
しかし昨日の夜書こうとしたのですよ。
だがHPに入れなかったのです。

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『MUSA 〜武士〜』

新年一発目が結構マニアックな映画になってしまった。観に行った理由はただ一つ、チャン・ツィイーが出演。これだけ。だが今回の彼女は自分の好きな彼女ではなかったです。役柄的にわがままな姫役だったからだろう。やっぱ彼女にはかわいらしい役が一番なのです。間違いない。。

確か韓国版「七人の侍」というのが売りらしいが、えっと白状しますが自分は「七人の侍」観た事ないんです。というか自分は邦画のほとんどの名作と言われるものを観た事がない半端者なのです。観た事あるのは「南極物語」「仔猫物語」とか。今年は邦画の名作も観てみようかなっと思った。

とにかく時間が長いですこの映画。もう少し観やすいようにカットすれば1時間半ぐらいに余裕でまとまる内容だと思うのですが。

この映画アクションシーンというか合戦シーンで今までと違うなって思ったのは、敵がまず馬を狙うのです。馬の足を切ったり矢で狙ったりとか、残酷といえばそれまでだが理にかなっていると感心。だがここまでやると動物愛護団体が黙ってないぞ!と思ってたら、ちゃんとエンドテロップで馬には危害を加えていませんという感じの注意がありました。
めでたし、めでたし。

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『コール』

これまた期待のD・ファニング出演です。主演といっても過言ではないぐらいビックになりましたね。「アイ・アム・サム」の時に見初めて以来(「アリー」でも出てたなぁ)、この子は大物になるに違いないと思っていましたので、感無量です、親鳥の心境です。

さて内容的には、映画が始まってからすぐに事件が起こるというスピーディーな展開。中だるみもそれほどなく映画全体の流れは素晴らしい。

 
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『ミスティック・リバー』

個人的にはまぁまぁ。もっと過去の出来事からの絡みが重要視されるかと思ったのに結末あっさりしすぎてあっけにとられてしまった。
オスギ派の自分だったが、そこまでは感動できず。だが俳優陣の演技力は素晴らしかったのは、間違いない。。

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『バレット・モンク』

ジョン・ウー好きなので観賞したが、彼のエッセンスがあんまり含まれてない作品であった。2丁拳銃シーンも1場面だけだし。鳩は?教会は?クラシック音楽は?炎は?スローモーションは?

だがワイヤーアクションには観るべきところ多々あった。

チョウ・ユンファに関してはもっと出演する作品選んで欲しいと。
こういう路線はジェット・リーに任せましょう。

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『タイムライン』

ほとんど期待せずに観に行ったのだが、これが意外にも良かった。
時間的にも2時間ぐらいなのでちょいと長めかなって心配していたのだが、引き込まれてしまった。期待しないで観に行って面白いと本当に得をした気分である。
まぁラストのオチは最初から分かってたけどね。

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『着信アリ』

今年初の邦画。1月中に邦画を観るとは自分にとってはなかなかの進歩である。邦画のホラーは好きなのでそんなに不思議ではないか。

自分の携帯からかかってくる死の予告電話。
携帯を通じての死の連鎖。
なかなか題材的には素晴らしいと思う。(リングっぽいというのは抜きにして・・・)
かなり期待をしていたのだが、はっきりいって自分にはダメダメであった。何度か驚かせるシーンはあったのだが、それは映像ではなく"音"で驚いたのである。これがもし家でビデオで観たのなら驚く場面は激減したであろう。映画館の音の重要性を改めて実感した。
 

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『ドラキュリア2 鮮血の狩人』

知る人ぞ知る銀座のシネパトスで観賞。改装後初だったのだが結構小奇麗になっていました。椅子は良くなっていたが、スクリーンは大きくなっておらず、もうひとまわりぐらい大きくなってて欲しかった。劇場の雰囲気というかシネパトスらしさ(謎)はまだ健在だったので一安心。

ある死体安置所に吸血鬼らしき焼死体が運ばれてきた。そこのアルバイト学生に謎の男から大金を払うので死体を引き取りたいとの電話がかかってくる。死体を運び出す学生に吸血鬼を追う謎の神父が近づくのであった・・・

今回は2なのだが、1はもう古すぎて内容忘れた。まぁ知らなくても全然問題なかったのです。

変に科学的要素が含まれていたせいか、ホラーとしての面白さや怖さがなくなっていた。オカルト的要素をもっとふんだんに含んでB級らしさを追求して欲しかった。こういうモンスターホラー映画は内容は二の次なのである。グチャグチャした映像こそこのての映画の醍醐味。邦画のホラーと違って映像で怖がらせて欲しい。ちなみに個人的見解として邦画は"間"で怖がらせると考えている。

あまりにも不完全燃焼だったので帰りがけに吸血鬼映画「インタヴュー・ウイズ・ヴァンパイア」のDVDを購入。メジャーなホラー映画の手本としてもう1回観賞してみる事にする。

 

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