『イーオン・フラックス』
人類は新種のウィルスにより99%が死滅し生き残ったのはわずか500万人であった。汚染された外界から隔てられた都市ブレーニャではワクチンを開発した科学者トレバー・グッドチャイルドの子孫が圧政を敷いていた。そんな政府に反抗する組織“モニカン”のイーオン・フラックスはトレバーの暗殺を命じられるのであった・・・

出演:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス
   ジョニー・リー・ミラー、アメリア・ワーナー

モニカンの最強女戦士イーオン・フラックスにシャーリーズ・セロン
政府のトップのトレバー・グッドチャイルドにマートン・ソーカス
トレバーの弟オーレン・グッドチャイルドにジョニー・リー・ミラー
イーオンの妹のユーナ・フラックスにアメリア・ワーナー

公式HP http://www.aeonflux.jp/


レイトショーで観賞。配給会社はかなり力をいれているらしく、公開している映画館は大きなところが多いようだ。地元のシネコンでも一番大きい劇場での上映となっていた。平日のレイトショーでの観賞だったのである程度人が少ないのはしょうがないとは思うけど自分を含めて6人はさびしい限りである。

主演は昨年「モンスター」でアカデミー主演女優賞を獲得したシャーリーズ・セロン。そのオスカーを取った後にこの『イーオン・フラックス』に出演するところに疑問の声もチラホラあった。同じようにオスカーを取ったハル・ベリーが直後に「キャットウーマン」に出演したので、何かを成し遂げると1回落ちてみたいのだろうか?

アクションも中途半端でいまいちキレがないし、内容ももうちょっと上手く組み立てて欲しかった。世界観は悪くはないので、ちょっと改善すればそれなりの映画になったんじゃないだろうか?
雰囲気的になんとなく「リベリオン」に似ているのかな?

やはりこの映画はシャーリーズ・セロンを見たい人が観る作品。
残念ながら個人的にはそれ以外に価値を見出せなかった。

ラジー賞取っても納得の作品だろうこれは。。。
『サウンド・オブ・サンダー 』
2055年の未来、タイムトラベルをし恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催しているタイム・サファリ社。歴史が変わらぬよう最新の注意をしていたのだが、ある日を境に地球に異変が起こり始めてしまった。トラヴィス博士は、タイムマシーンを開発したソニア博士と共にその原因を探ろうとするのだが・・・

出演:エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック

生物学者でタイムトラベルの引率者トラヴィス・ライヤー博士にエドワード・バーンズ
タイムマシーンの開発者ソニア・ランド博士にキャサリン・マコーマック

公式HP http://www.sot-movie.jp/

お得意の初日レイト。オールとは違って観賞終了したら帰宅するので、家に着く頃には午前中です。そういう時は晩飯は映画館の中ですませます。こういう音が大きいパニックものの映画だと食事もさほど周りを気にせずできるので好都合。まぁ自分の好む席は人があまりいない所なのですけどね。。

これといって観たいと思った訳でもなく、まぁ観ても良いかなっていう程だったので期待感はほとんどなかった。B級パニック映画としてはまぁまぁだったんじゃないのかな?(制作費は結構かかったって聞くけど・・・)

最近の映画にしてはCGがちょっとしょぼかったような気もするが、この辺も大目にみよう。もちろんこういう映画ではおなじみの内容がつっこみどころ満載なのも気にしちゃいけない。

とにかく、過度の期待をしないで観ればそこそこ楽しめる映画であった。

原作は面白いらしいんだけどね。。。
反地球連邦組織エゥーゴのシャアは、旧ジオン軍残党アクシズの指導者ハマーン・カーンと久しぶりの再開をはたす。ティターンズとの戦いの援助を求めるのだが、そこに木星帰りの指揮官パプテマス・シロッコがあらわれる・・・

出演:カミーユ・ビダン、シャア・アズナブル
   ハマーン・カーン、パプテマス・シロッコ

一応主役のカミーユ・ビダン
クワトロバジーナことシャア・アズナブル
ハマーン様ことハマーン・カーン
木星帰りのニュータイプのパプテマス・シロッコ

オール2本目。新訳Zと銘打たれたZガンダム3部作の完結編である。
今回は"誰も知らないラスト"TV版と違うラストが目玉だったので、ネタばれする前に観ておきたかった。
確かにTV版と違う終わり方だったのだが、想定の範囲内というかこれといって驚くようなものではなかった。もうちょっと斬新な終わり方をして欲しかったなぁと、個人的には思うしだいだ。

ファーストガンダムの劇場3部作は、上手い具合にまとまっていたのに今回のZの3部作は、はっきりいって消化不良というかいろいろとカットしすぎ。
シャアの有名なダカールの演説もなかったし、ロザミア・バダムもほとんど出てこなかったし、アムロのディジェも登場しなかったし、いろいろなところがカットされまくりでかなり不満である。なぜもっと長尺にしなかったのだろうか?この映画を観に来る人は初見の人はいないだろうし、長尺だろうと文句をいう人はまずいないはずだ。

調べてみるとファーストガンダムの劇場版がそれぞれ、137分、134分、141分で合計412分なのに対して、今回のZガンダム劇場版は95分、98分、99分と合計292分。なんと120分、2時間も短いのである。

全部新作映像だったらまだこの短さでも許せるのだが、過去の映像も混ぜてこの短さはいったいどういうことなのだろうか。ほんと製作側のやる気を疑ってしまう。

今回の劇場版Zでは主題歌も全然記憶に残ってない。ファーストの"哀戦士"や"めぐりあい"などはいまだに口ずさむ事ができる名曲なのに。。

総評としてZ3部作は、個人的にはダメ。やんない方が良かったんではと思ってしまうぐらいに期待はずれ。
でも、Zを初めて大きなスクリーンで観る事ができたのでこの辺は嬉しかった。

願わくば、全部新作映像にして尺も大幅に伸ばして、劇場版ファーストガンダム3部作ぐらいの完成度にして欲しかったです。。
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』
大戦下のイギリス。戦争の為に田舎にあるカーク教授のもとに預けられる事になったピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人の兄弟。ある日、末っ子のルーシーは空き部屋で大きなタンスを見つけ、中に入ってみるとそこは雪に覆われた森の中であった・・・
 

出演:ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル
   スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー

長兄ピーター・ペベンシーにウィリアム・モーズリー
長女スーザン・ペベンシーにアナ・ポップルウェル
次男エドマンド・ペベンシーにスキャンダー・ケインズ
末っ子ルーシー・ペベンシーにジョージー・ヘンリー

オールナイトで観賞。本当は「SPIRIT」を観ようと思って前売り券を購入して映画館にひた走ったのだが、なんと来週から公開であったと判明。1週間間違えてしまった・・・
なので急遽予定を変更して本作『ナルニア国物語』を観賞する事にしたのである。どうせ観ようと思ってたかた別に良いんだけどね・・・

本作はディズニー配給なのだが、やはりディズニーという感じで、同じファンタジー映画として比べられている「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」と比べてみると子供っぽいというか、低年齢向きという感じは否めない。

今回は4人の子供が主役なのだが、4人ともいまいちで記憶に残らない。登場人物の個性はそこそこあったのに、それにあったキャスティングがなされていないという風に感じる。
子役をもう少し可愛い子でキャスティングできなかったんだろうか?

ライオンやビーバーが話すところなどのCGとかは、確かに良くできてはいるがもう別に驚く程のもんでもないだろう。

今回は第1章で全7章あるそうなのだが、はたしてそこまで持たせることはできるのだろうか?はっきりいってかなり心配だ。
 
 
ブロークバック・マウンテンの農牧場に働き口をみつけにきたイニスとジャックは山で羊の放牧の管理を任された。寝食共に過ごしてきた2人は深い友情がめばえてきた。だがいつしかその感情は友情を超えたものへと変わっていくのだった・・・

出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール

イニス・デル・マーにヒース・レジャー
ジャク・ツイストにジェイク・ギレンホール

公式HP http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
 

3月4日の初日の初回にて観賞。うむぅ、これは生涯初めての出来事かもしれない。
そもそも土日に映画を観る事はまずない。(オールやレイトは除く。。)
だが今回はいつのまにか決まった親睦会の一環としての本作『ブローク・バック・マウンテン』を観賞。というよりは、これを早く観たいが為に上京した秋林嬢と親睦を深めるというのが目的だったのだ(と思う・・・)

参加者は4人で、秋林瑞佳嬢、tkr様、夜霧のネオンサイン嬢とそして自分。
tkr様はすでに2回ほど会っているので何も問題ないのだが、秋林嬢と夜霧のネオンサイン嬢の女性人2人が初めてなのでやはり不安だったが、文明の利器"携帯電話"のおかげで難なく合流。
上映映画館シネマライズへ向かう。
行った事ないと思ってたシネマライズも実は何回か行った事ある映画館でした。
それほど渋谷は精通していないのだ。

映画館の周囲には予想以上の人ごみが。やはりその時点ではオスカー最有力の『BBM』を早く観たいと思った映画ファンが大勢いたという事だろうか。夜霧嬢が事前に席を予約していてくれたおかげですんなり入場できたが、予約を取っていなかったら大変な事になっていただろう。
予想では大半が婦女子と思われてたのだが、そんな事はなく意外と年齢層は高めであった。

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上映終了後映画館を出ると1人の男が話しかけてきた。
なんと、これが噂の"ぴあ"出口調査だった!!
『BBM』に関するいろんな質問をされ、どぎまぎしながら答えていたが、かなりダメダメな回答しかできませんでした。一応写真も撮られたが、気の利いたコメント1つ出てこなかった自分は、やはり"ぴあ"デビューはできませんでした。。まぁ良い経験させてもらいました。。
というか、あのたくさんの観客の中でなぜ自分が選ばれたのか?そこらへんが微妙に気になったのだがこの辺はあまり深く考えないようにしておこう・・・

そしてその後食事をしながら、秋林嬢の『BBM』に対する思いのたけを聞き、tkr様、夜霧嬢の補足ありで、劇中に所々わかんない所があったのでこれでほぼ納得できたのでした。

最後に自分はオスカー予想大会3連敗の責を負われ秋林嬢の食事を奢らされたのでした。。
いや、勉強させてもらったお礼に奢らせていただきました。。

秋林嬢はおいそれと参加できないと思うが、また機会があったら開催したいものですな。

まぁそんな1日であった。。

映画の内容に関する感想がまったく書いてないような気がするが、それもまた自分らしいのでいいかな・・・
『クラッシュ』
冬のロサンゼルス。いろいろな人が住むこの街では、いろいろな出来事がおこる・・・(これ、あらすじ難しすぎ)

 
 
 

出演:ドン・チードル、サンドラ・ブロック、マット・ディロン、などなど・・・
   
公式HP http://www.crash-movie.jp/

 
いわずと知れた今年のアカデミー賞作品賞受賞作品である。
たしか観賞したのは発表のある5日前ぐらいだったはず。オスカー有力作品だったので一応観ておこうと思ったので近場のシネコンが公開終了目前だったので急いで観に行ったのだが、観客は二桁いかないぐらいの人数だった。空いているのが好きなので文句はないのだがもう少し注目されてもいいんではないの?と思ったほどだ。

今更いうのもおこがましいかもしれないが、アカデミーが好きそうな作品だったのではないだろうか。
数年前に賞を取った「マグノリア」みたいな感じ。なので『クラッシュ』が作品賞を取ってもなんら不思議はないとも言える。
だが今年のオスカーは変革の年とされ今まではタブーであった同性愛映画をここで認めておく時期なんでは?と言われていた。ここでこのような映画を認めておかないとこれから先何年か、またありきたりなアカデミー賞に逆戻りとなってしまうと危惧していたのだが・・・
まぁ結果はご存知の通り大本命と思われていた「ブローク・バック・マウンテン」は賞を逃がし、本作『クラッシュ』が受賞したのだ。まだまだアカデミー賞はお堅いようである。。。

脚本はかなり良くできており「脚本賞」は何の文句もない。大勢の登場人物を上手くいかしている。

助演男優賞にノネミーされたマット・ディロンをはじめ、各俳優それぞれ素晴らしくそつない演技だった。この映画に主役はいない。それぞれ皆が主役なのだろう。

オスカー取ったから今は混んでいるのかな?
まぁ何にせよ早めに観といて良かったかも。。
『エミリー・ローズ』
ムーア神父は悪魔祓いを施した結果、女子大生エミリー・ローズを死に至らしめたとして過失致死罪で起訴されてしまった。彼の弁護には、教会側に雇われた女性弁護士エリン・ブルナーが担当となったのだが・・・

 

出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、ジェニファー・カーペンター

野心的な女性弁護士エリンにローラ・リニー
訴えられたムーア神父にトム・ウィルキンソン
悪魔に憑かれたエミリー・ローズにジェニファー・カーペンター

公式HP 
http://www.sonypictures.jp/movies/theexorcismofemilyrose/

今年初の試写会。たしか3月2日だったはず。場所はソニー・ピクチャーズ試写室。もう現在は普通に公開しているのか。。。
リンクしているtkr様にまたまた誘っていただきノコノコついていきました。。
場所が試写室。試写室と聞くとどうしても安っぽいイメージがあったのだが、かなり豪華なミニ映画館って感じであった。椅子も良いし、段差があって前の人の頭もかぶらない。「シネパトスを超えてるな、これは!」が正直な感想。まぁシネパトスにはシネパトスなりの味のある雰囲気があるので好きなのですが。。

本作『エミリー・ローズ』ジャンルはホラー映画とも言えるし、裁判映画とも言える。実際の尺はどうかは分からないが、個人的感覚では50:50で良い感じに融合されていたのではないだろうか。

どっちかっていうとスプラッター系のホラーが好きなのだが、こういうしっとりとした(?)怖さも悪くはない。特に目立ったCGを使うことなく、エミリー・ローズを熱演したジェニファー・カーペンターは賞賛に値する。

裁判シーンはそれなりに緊迫して裁判映画としての質も高い。
実話がベースなのを知らないと、「こんな裁判なんか映画だけのもんだろう?」と思って軽く流して見ていたかもしれない。ある程度の予備知識は必要なんだなぁって思ったりもした。

今後、こういうエクソシスト系の映画でこの『エミリー・ローズ』を超えるのは難しいかも。。と思ってしまうほどなかなかの上質な作品であった。

 
昔一夜にして全島民が消失するという未曾有の怪事件が起きた夜美島。そこに弟の療養のためにフリーライターの父と共に引っ越してきた由貴。異様な島内の雰囲気に困惑する由貴に隣家の里美は“サイレンが鳴ったら外に出てはならない”と警告するのであった・・・
 
 
出演:市川由衣、森本レオ

弟想いの優しい姉、天本由貴に市川由衣
その父、フリーライターの天本真一に森本レオ

公式HP http://www.siren-movie.com

平日レイトショー観賞。水曜の夜なのだがこれで5週連続。なんでか知らないがいつのまにか、水曜の夜は映画の日となっている。
今回本当は「クラッシュ」を観る予定だったのだが座席指定の際、こちらが指定する席がことごとく周囲に人がいるらしく心地よい観賞環境を確保できなさそうだったので急遽本映画『サイレン』にしてみた。決まった映画を観に行く人にはまねできない芸当であろう。

まぁどのみち『サイレン』も観る予定だったので別によかったんだけど。
やっぱりホラー映画は夜に観るべきだしね。
今回音が重要らしいという事なので、できるだけ真ん中の席に座ってみた。

最近邦画のホラーが面白くなくなってきてると思ってはいたけど、まだどこかしら観る価値を感じてはいたのだが、今回の『サイレン』に関しては・・・・

久しぶりに観て損したと思ってしまった。
何これ???全く意味が分からなかったんですけど!?

観終わって思い返しても、納得がいかない事がいっぱい。
内容がなくても怖い描写が少しでもあれば、まだ許せるのだがそれすらもないし・・・

森本レオは出てくるだけでダチョウ倶楽部のリーダーを思い出して笑ってしまうし、医者役のココリコの田中も真面目に演技しているだけで笑ってしまうし・・・どうも配役もいまいちだ。

けっこう寛容なホラーファンの自分だが、さすがにこれはダメでしょう。。
『ジャーヘッド』
海兵隊へ入隊したスオフォードは厳しい訓練や規律に入隊を後悔しはじめていた。だが彼はサイクス曹長の目に留まり、厳しい訓練の末に狙撃隊に選ばれる。そんなある日クウェートにイラクが侵攻。スオフォードはサウジアラビアへ派遣されるのであった・・・

出演:ジェイク・ギレンホール

アンソニー・スオフォードにジェイク・ギレンホール

公式HP http://www.jarhead.jp/top.html

平日午後の1回目にて観賞。前売り券購入済みなのでレイトショーで観るともったいないので平日の観賞となった。レイトショーだと1200円、場所によっては1000円の所もある。前売りは通常だと1枚1300円、単館系作品だと1500円というところである。
たかが100円なのだが、やはり気にしてしまうのでどうしても前売り持っているとレイトショー以外で観るように考えてしまう。
プログラムを購入しない自分にとって半券は唯一の行った証となるので、できれば半券を残しておきたいと思ってはいる。
2,3年前ぐらいは、その半券にこだわっていて、レイトショーとかはあまり行ってなかった。だが最近は前売り券を購入しないで、好きなときに観に行くというスタイルが主流。束縛がないので観賞数が増えると思いきや実際は減っている。
なぜか?それは前売りを購入すると観なくてはいけなくなってしまうからであろう。最近は観よう観ようと思っているうちに公開終了というのが多い。もしこれが、前売り券を購入していたならば何とか都合をつけて観に行ったに違いない。
買わなくなった理由がもう1つある。それは前売り券が全国共通ではないのがある事だ。近くにシネコンができてからそこでの観賞が多くなった。今では4割程度はそこで観ているかもしれん。劇場指定系の前売りだとその近くのシネコンでは観れないのである。

さて話はかわりチケット交換の際に応対してくれた人がが新人らしく、後ろに指導する人がついていてた。自分が「『ジャーヘッド』次の会1枚ください。」というと「『シャーベット』ですね。」と真顔で返してきた。よほど緊張していたのであろうか?思わず「これから頑張ってください。」と心の中で励ますのであった。だが何を隠そう自分も公開直前まではその人と同じく『シャーベット』と思っていたのでその人の事は笑えないのである。。。

エンドロールの際に先日観賞した「SAYURI」と同じく、映像つきで俳優の名前がデカデカと紹介された。これは嬉しい。特に今回は軍事系映画なので誰が誰だか分からなくなっていた。今後全ての映画がこういう風になってくれたら嬉しい限りである。

なんか前置きが以上に長かったので感想を手短にする。
前半のコメディータッチぽい方が好みで全部そのままでいって欲しかった。
だがあのままのテンポで最後まで続くかと思うと考えものでもある。
そういう意味ではコメディーとシリアスのバランスは良かったのかもしれん。

戦争シーンのほとんどない戦争映画。
まぁこういう映画もありでしょう。
 
『沈黙の追撃』
洗脳の専門家レイダーはその技術をいかし各方面で活躍。レイダー暗殺のため米陸軍特殊部隊を送り込むがあえなく壊滅されてしまった。そんな中、収監されていた元海軍クリス・コーディーは自由の身と10万ドルの成功報酬としてのの大金を条件に、かつての仲間とレイダーを追撃するのであった・・・

主演:スティーヴン・セガール

服役中の元エリート海軍クリス・コーディーにスティーヴン・セガール

公開終了間近に慌てて観に行った。やっぱセガール様の映画は観逃すわけにはいかないでしょ。場所はセガール映画の聖地といっても過言ではない銀座シネパトス。もっと大きい映画館でセガール様の勇姿を観てみたいと思う反面、やっぱここだよねって思う複雑な心境である。

今回もセガール映画の偉大なるマンネリが随所にみられ満足である。

皆が軍服なのに1人だけロングコートのセガール様。  さすがです。
銃弾の嵐の中、戦車に単身向かっていくセガール様。  カッコよすぎます。
敵が丸腰、持っていた銃を捨て素手で戦うセガール様。 しびれます。

低予算映画のせいなのか今時の映画には珍しくCGが甘く、いかにも合成という場面もチラホラ。まぁこの辺は見逃しましょう。

アクションシーンがちょっと少なめだったかな。個人的には内容なんてもうどうでも良いので、もっとアクションをいれて欲しい。

もの足りなかった部分としては、日本刀で戦うセガール様が観れなかった事だな。

 

リンクしているtkr様から教えてもらったこの二つ
http://www.ne.jp/asahi/nob/co/tamaki/topb47b.htm
http://www.ne.jp/asahi/nob/co/tamaki/topb09b.htm

かなり面白かったです♪

 
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朗報!!

M・ベイ・プロデュースで「13日の金曜日」を製作することが正式に決定したもよう。
今年10月13日(金)に公開予定だそうだ。
ヤッタネ♪
日本も同時公開してくれないかなぁ。。。

 
『ホテル・ルワンダ』
1994年ルワンダ。フツ族とツチ族の民族対立は小康状態。街は不穏な空気に包まれていた。そんな中でも高級ホテル“ミル・コリン”の支配人でフツ族のポールはツチ族の妻と子供たちに囲まれ幸せであった。だがある日フツ族の大統領が殺されてしまう事件が発生。フツ族の人々は怒りツチ族の市民を襲撃し始めるのであった・・・

出演: ドン・チードル

ルワンダのホテルの支配人ポール・ルセサバギナにドン・チードル

公式HP http://www.hotelrwanda.jp/

去年TV番組でこのルワンダの事件の事をやっていた。100日間で100万人が殺されるこの事件のだいたいのあらすじはそのTV番組を通じて知ったのだが、その時かなりの衝撃をうけた。1994年に起きた出来事なのだが自分は恥ずかしい話だがこの事を詳しくは知らなかった。約10年前つい最近である。なぜこれほどの事件がもっと大々的に報道されなかったのであろうか。
映画の中でも言っていたが「この出来事を知っても、人々は怖いねと思うだけで誰も助けに来てくれないんだよ。。(確かこんな感じの台詞だったはず)」そう、しょせんは他国の事なのだ。情けない話であるが事実だ。

実際にこの映画の上映すら危なく、ビデオスルーになる可能性もあったそうだ。"『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会"というのがあって、数多くの署名を集めやっと上映となったそうである。もっとこういう映画を大々的に取り上げて欲しいものである。

かくいう自分もそのTV番組を観ていなかったら観に行かなかったと思う。。。
そしてこのような出来事があった事実も知らないまま普通に生活していっただろう。
本当に怖いことである。。

内容はルワンダのホテルマンが1200人もの人々をホテルに匿い命を救ったという実話だ。
主役のドン・チードルは良かったが、ホアキン・フェニックスやニック・ノルティなどの脇をかためる俳優陣も良かった。近日公開のホアキン出演の「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」もかなり期待できそうだ。

本当は映画館で観るのが一番良いのだが、願わくば地上波のゴールデンタイムで放送して数多くの人々に観てもらいたいそんな映画であった。

まだ2月の半ばだがこの映画は今年のベスト10に入るのはほぼ間違いないだろう。

 
貧しい漁村から花街の置屋に売られた少女千代。そこには置屋をしきるおかあさんと千代と同じ境遇の少女おカボ、売れっ子芸者の初桃がいた。初桃のいじめに耐えながらの日々であったが、ある彼女は会長と呼ばれる優しい紳士に出会うのであった・・・

出演: チャン・ツィイー、渡辺謙

美しき芸者さゆりにチャン・ツィイー
さゆりが密かに慕う会長に渡辺謙

公式HP http://www.movies.co.jp/sayuri/

初日オールにて観賞しようと思って、その当日に前売り券購入したのだが諸事情により行けなくなり、何だかんだいって先延ばし、ついには上映終了となるギリギリで観賞となってしまった。

近くのシネコンではもう朝の1回きりの上映。基本的に夜遅く寝て朝遅く起きる生活なので午前中の映画というのはちょっと辛かったりする。だが前売り券がある以上無駄にするのも勿体無い。上映時間40分前に起きて間に合うのは嬉しい限りだ。おのずと朝食IN映画館となってしまった。うれしいくらいに観客はかなりまばら。自分のテリトリー近くには人がいなくほとんど気にせず朝食(ブランチ?)をとれたのでした。

上映終了間近ともなると、その映画に関する評価が知りたくなくっても入ってきてしまうものである。この『SAYURI』に関しては、ほとんど悪い評価しか聞いた事がない。もし前売り券を持っていなかったら観たかどうかも怪しいところである。たぶん観なかっただろう・・・

舞台は京都の祇園だそうだが、登場人物は英語を流暢に日常的に話す。やはり違和感。まぁハリウッド映画なのでその辺は仕方が無いとは思うのだが、時おり話す日本語が思いっきり違和感が。。
どうせなら日本語なくして全編英語でやってくれた方がまだ気持ちがよいというものだ。
主役のさゆりの幼少時代の流暢な日本語が、大人になるとたどたどしい日本語に。幼少時代のさゆり役の子役の演技が下手という訳ではないが、日本人から中国人に役者が代わる必要がはたしてあったのだろうか?疑問である。

エンドロールの際に、主な登場人物の映像と名前がデカデカと出てきたのは、役者の名前と顔が一致しない自分にとってはかなり嬉しい限りであった。

この作品、オスカーに結構な数ノミネートされてたりする。
撮影賞、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、音響効果賞、音響賞
と美術、音楽系ばっかしである。

個人的な予想としては取れそうなのは作曲賞か、美術賞ぐらいかなと・・・

総評としては、日本と思わず日本に似ているどこかの国の話と思えば、それほど違和感なく観れたかも。。。
 
『レジェンド・オブ・ゾロ』
アレハンドロは妻エレナと息子ホアキンのためにゾロを“引退”すると約束していたのだが、カリフォルニアがアメリカ合衆国の州に完全に統合されるまでゾロを続けるとエレナに宣言してしまう。それを聞いたエレナは家を出てしまうのであった・・・
 

出演:アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

土地の名士アレハンドロ・デ・ラ・ベガで実はゾロにアントニオ・バンデラス
その妻エレナ・デ・ラ・ベガにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
 

公式HP http://www.zorro-movie.com/
 

レイトショー観賞。ここしばらくご無沙汰だった平日レイトショーを観賞が復活の予感。先週に続き2週連続である。

近場のシネコンでの観賞だったのだが、週の中日の水曜の夜にしてはなかなかの人数が。そうだ今日は月の初め1日。1日といえば映画の日だったのだ。レイトショー観賞だと通常1200円なのだが今日は1000円。もちろん観賞料金は安いに越した事はないのだがそれよりも人が混む方が嫌である。
今更帰るわけにもいかないので渋々と劇場に行ってみたら、まぁ人の少ないこと。4,5組ぐらいしかいなかった。あれだけいた人はいったいどこにいったのであろうか?
たぶんほとんどの人が「THE 有頂天ホテル」か「フライトプラン」を観に来た人なのであろうと推測。
まぁ何にせよ良かった、良かった。

さて前作「マスク・オブ・ゾロ」の続編である本作。つい最近やったって思ってたら何と1998年だった。7,8年前だったのかぁ。最近ほんとに月日が経つのが早い。。。

前作の内容の記憶もあやしいのだが、そんなことは関係なかった。
この映画から観始めてもなんら問題ない内容であった。

監督も前作と同じマーティン・キャンベル監督。前作も結構面白かったと記憶にあるので、同じ監督と俳優陣なのは安心といえば安心である。思った通りに前作とほぼ同じテイストであった。

個人的にゾロはずっと昔深夜映画で観たアラン・ドロンのゾロがかなり印象強かった。だがアラン・ドロンのゾロと、アントニオ・バンデラスのゾロは比べるものじゃないと再認識。全くの別物と考えた方がいいですね。

もはや前作と同じバンデラスとゼタ姉さんの顔が濃いコンビはもう安心して観てられた。
なので今回の注目は彼ら夫婦の息子なのかもしれない。
そのパパは弱虫と思っているゾロファンの息子も良い感じで話に絡んでくる。
まぁ誰もが予想できる、最後はお決まりの展開なのだがこれが妙に心地よい。
やはり日本人は"水戸黄門"みたいな展開が好きなのであろう。
越後のちりめん問屋の隠居が実は天下の副将軍。
その正体を知っている私達はその過程を微笑ましく観てられるのである。

コメディーありアクションありでエンターテイメントムービーとしては文句のつけようが無い。
こういう映画はやはり映画館で観るべきである。

  
続編は、チビゾロが活躍するのかなぁ・・・
 
家の中の“声”に命じられ男が一家全員を次々と射殺する惨劇事件から1年後、ラッツ夫妻は破格の値段で売りに出されたこの大邸宅を購入。さっそく子どもたちと共にこの家へと引っ越してくるのであったが・・・
 

出演:ライアン・レイノルズ、メリッサ・ジョージ

夫ジョージ・ラッツにライアン・レイノルズ
妻キャシー・ラッツにメリッサ・ジョージ

公式HP http://www.foxjapan.com/movies/amityville/

初日オールにて観賞。先日レビューした「フライトプラン」に続いて観賞した2本目の映画である。「フライトプラン」は有楽町で観賞で『悪魔の棲む家』は新宿での観賞となる。移動時間が30分とかなりのギリギリ。劇場降りる際のエレベーター、駅についてからの電車など全てがタイミングよくどうにか新宿に間に合う。

やっぱホラー映画は真夜中に観るのが趣があって良い。そしてちょっと寂れた映画館もまた風情があって良いのではないでしょうか。また観客がまばらなのも嬉しい限りだ。どうもホラー映画を観てると顔がほころぶのであんまり人様には見せたくないのが本音である。

さて本作はリメイクなのであるが、正直あんまこれといった強烈な印象は少ない。ただ単に、そういえばこれ観たなぁというぐらいである。

オリジナルが正直そんなに良い印象がないせいか、最近のリメイクブームの中ではめずらしく、今回の『悪魔の棲む家』はオリジナルよりは良くなった感がある。だが相変わらずの内容の無さは解消されておらず。

この話は実話なのだそうだ。内容がそれほど無いのは、実話とはしょせん映画とは違いドラマ性などはないものなのだ・・・という感じなのだろうか。。

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オスカーノミネート発表。
むぅぅ、もうそんな季節なのだね。

そういう事で今年も恒例のオスカー予想大会を開催予定。
ルールとかは近々取り決めます。

チャンピョン秋林瑞佳嬢、しばしお待ちを。。
夫を事故で亡くしてしまった航空機設計士のカイルは娘ジュリアと帰国するために飛行機に乗り込む。だが機内でジュリアが忽然と姿を消してしまうのであった・・・

主演:ジョディ・フォスター

航空機設計士のカイルにジョディ・フォスター

公式HP http://www.movies.co.jp/flight-p/
 

初日オールで今年初オール。
本当なら先週の先行オールでの観賞予定であったのだが、雪が降っていた為に中止にした。こういう系統の映画はネタバレが怖いのでできるだけ早く観賞しておきたいのだ。最近インターネットとか便利ツールのおかげで情報収集も楽になったのだが、その反面ネタバレとかが多いのも事実。上手く付き合っていかないと。。

有楽町で観賞。観客はかなり多くこの映画への期待度が伺われる。自分が思うには今回は事前のプロモーションがかなり上手くいった感がある。トレイラーの出来やTVCMの回数、ジョディ・フォスターの来日など全てが良い感じだったのでそこそこヒットするなって思ってはいた。トレイラーに関しては最後の映像はカットして欲しかったかな。

内容的には、もしかしてアッチ系なのかなって思っていたのだがその期待は裏切られた。裏切られたというのか予想と違ったという事かな。
もちろん映画の世界なので、??な所も数箇所かあったがその辺は大目に。娯楽映画としてはなかなかのものでしょう。

ジョディ・フォスター演じるカイルのわがままぶりに個人的にちょっと辟易したが、それも観る立場の違いによるのだろうか?母親や子供を持つ身ならば納得いくのかもなぁと思ったり。

尺は98分。個人的にはまさに理想の長さだった。

観賞後、次なる舞台新宿に急いで移動するのであった。
30分後には始まるのでギリギリだ。。。

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今TVCMでやった邦画の「ブラックキス」がちょっと気になった。
全くノーマークだったのだがどうなんだろう・・・
偉大な数学者である父親をたった一人で看病を続けてきたキャサリン、だがその父親のロバートは亡くなってしまった。悲嘆に暮れるキャサリンのもとにロバートのかつての教え子、ハルが訪れるのであった・・・
 

出演:グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス
   ジェイク・ギレンホール、ホープ・デイヴィス

父親譲りの天才的な頭脳の持ち主であるキャサリンにグウィネス・パルトロウ
キャサリンの父親で偉大な数学者ロバートにアンソニー・ホプキンス
ロバートの元教え子ハルにジェイク・ギレンホール
NYで働き成功したキャサリンの姉クレアにホープ・デイヴィス

公式HP http://c.gyao.jp/movie/proofofmylife/

平日レイトでの観賞。今年初のレイトショーだ。
本当は仕事帰りに観ようと思っていたのだが、時間が思ったより余裕があったので1回家に帰りそこから車で映画館に。おかげで上映時間ギリギリになってしまったのだが、帰りがとても楽であった。普通は映画観終わる頃にはバスが無くなるので歩きなのだが車だとその点は楽になる。やっぱこの季節に歩くのはちょっとね・・・

主役のグウィネス・パルトロウは可もなく不可もなく。個人的に今回はさほど魅力は感じなかった。

今年かなりの飛躍が期待されるジェイク・ギレンホールが助演で出演している。これから上映される「ジャーヘッド」やオスカー有力の「ブロークバック・マウンテン」に出演。かなりの要注意人物である。まぁだが今回は特にこれといった目立つ所もあんまなかったような気がする。

共演の父親役のアンソニー・ホプキンスはさすがの演技であった。文句は無いのだがジャック・ニコルソンとかでも面白そうな感じだった。

尺はやっぱりこれぐらいがちょうど良いですね。人によっては長くないと映画じゃないとか、同じ値段で長い方が得した気分になれるなんて言う人もいるのだが、個人的好みとしては90分以上で100分未満がベスト。まぁでもやはり内容によるのかな。

 
18世紀末のイギリスの田舎町に暮らすベネット家。娘に相続権がないので母親は5人の娘を良い所に結婚させようと躍起になっていた。そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。そして舞踏会の夜次女のエリザベスはピングリーの親友ダーシーと出会うのであった・・・
 

出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン 

次女エリザベスにキーラナイトレイ
富豪ダーシーにマシュー・マクファディン
 

http://www.pride-h.jp/

この映画ワーキング・タイトル・フィルムズだったんですね。知らなかったなぁ。
やっぱラブ・ストーリーといえばここでしょw

邦題が『プライドと偏見』原題は"PRIDE & PREJUDICE"なので、直訳といえばそれまでなのだが、これこそもうちょっとシャレた邦題をつけても良かったのではないだろうか?いつもは余計な邦題をつけるのにね・・・

以前日本でもNHKのBSでやっていたという「高慢と偏見」の映画化という事らしい。この時の主役はコリン・ファース。映画の方がキーラ・ナイトレイを主役にしてるのだが、こっちはその相手役である、自分が海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラーと見分けが付かないコリン・ファースが主役だったらしい。こっちのバージョンも見てみたいかも。。

内容はタイトル通り“プライド”と“偏見”が邪魔をして素直になれない男女のラブストーリー。
登場人物が多いので人の顔がおぼえられない特技を持つ自分にはこれはヤバイと思っていたのだが、意外にも名前と顔が一致して最後までほぼ迷わなかった。登場人物が個性的でキャラが立っているとでもいうのか、この辺もかなりポイント高いです。

CMとかは見ると、オスカー最有力との言葉がつけられているが(まぁこんなの全米NO.1と同じぐらいあんまり当てにならないけど・・)作品賞にはちょっと足りないと感じる。もし候補にあがるとしたら、主演女優賞のキーラ・ナイトレイと後は衣装賞ぐらいかな。
後は個人的には助演男優賞に父親役を演じたドナルド・サザーランドを推したい。

尺は2時間を超すのだがさほど気にはならなかった。
という事はなかなか良い映画であったということだろう。
 
『輪廻』
35年前ホテルで起きた無差別殺人事件の映画のヒロインに大抜擢された新人女優の杉浦渚。しかし彼女は撮影が近づくにつれ幻覚や不思議な感覚におそわれるのであった・・・

出演:優香 渚

新人女優の杉浦渚に優香

公式HP http://www.j-horror.com/rinne/

今年初の映画鑑賞。2006年はホラーに始まる。
そして邦画で始まるところに去年とは一味違う自分をアピール(?)

午前中の1回目を観賞。近場のシネコンで朝目覚めて1時間後には映画鑑賞というなかなか驚異的なスピード。結構大きめの劇場なのに観客4人。この映画への周囲の期待値をうかがわせる。。

本作はホラー・レーベル“Jホラーシアター”の第2弾。
といっても前作が「感染」「予言」の2作品あったので3作品目。
前作「感染」「予言」も観ようと思っていたのだが、あまり評判よろしくなかったのと、時間がとれなかったので観に行かなかった。
そういえばこの前地上波で「感染」(だったよね・・・)やってたなぁ。今度ビデオで見てみるとしよう。

内容、設定はなかなか良いと思う。最近ではありがちだが2人の主役級の人間が別々に事件に遭遇し最後には繋がるといったところもなかなか良い。ただ何か1つ足りない気が。Jホラー独特な間が足りないのかもしれん。なんかもうハリウッドリメイクが決まってるみたいだが、現時点でハリウッドぽい感じがしてならない。前作ハリウッド映画「THE JUON/呪怨」で清水崇はハリウッドに毒されてしまったのだろうか?日本のホラー映画、今で言う"Jホラー"の良さが失われている気がしてならない。

主演の優香は可もなく不可もなくといったところか。長い黒髪仕様だったので恐怖におののく姿とかは髪のばらつき加減が良い感じである。
後、途中途中にでてくる人形に怖さを求めすぎだろう。
ラストもまぁまぁ納得いったが、正直よくわかっていなかったりする。。。

次のホラー映画は「悪魔の棲む家」かな。
『ディック&ジェーン 復讐は最高!』
部長への昇進も決定したディック・ハーパーは愛する妻ジェーンと息子ビルとともに幸せな毎日を送っていた。ところが社長の不正により会社は倒産し社員全員失業となってしまう。すべてを失い、再就職もままならず思いあまったディックは強盗をしようとするのだが・・・
 

出演:ジム・キャリー、ティア・レオーニ

会社は倒産し不幸のどん底のディック・ハーパーにジム・キャリー
その妻ジェーン・ハーパーにティア・レオーニ

公式HP http://www.sonypictures.jp/movies/funwithdickandjane/

今年最後の映画になってしまった。ある日街をさまよっていたらチケット屋があり、何気にのぞいてみたら、なんと600円で観賞できる株券が売ってた。株券はたしかほとんどが3ヶ月ごとなので3月、6月、9月そして12月の月末は有効期間が終了間近な株券がかなり安価な値段で購入できるのである。

この映画も昔の作品のリメイクらしい。オリジナルは観た事ないので昔との比較はできん。だがほとんど同じとの事らしい。もうちょっと復讐シーンが多いほうが楽しめたのではないだろうか?邦題に"復讐は最高!"なんてつけるから、その点を期待したのだが、その復讐シーンもそんなたいした感じではない。よくよく調べてみると案の定現代は"FUN WITH DICK AND JANE"となっていた。オリジナルの邦題「おかしな泥棒ディック&ジェーン」の方がまだましだった気がする。

ただのコメディー映画だけで終わらないところもこの映画の良いところだろう。どんな苦境になっても夫婦愛で乗りきろうとする姿はほほえましい感動を与えるところである。

ジム・キャリーは相変わら面白くて好きだ。かなりくせがあるので彼が好きかどうかは人によってかなり好みが分かれるかも知れん。「エターナル・サンシャイン」でのような通常な役も何の不自然さもなくなってきたし、今回のような本業(?)のコメディー役ももちろん問題ない。彼にはうまく両立させてこれから頑張って欲しいところだ。

新春初笑いしたい人にはお勧めの映画であろう。(でも過度の期待はしないように・・・)


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現在12月31日4時半すぎ。。
ここ最近毎年恒例になっていた福袋(元旦0時発売)だが昨日電話して今年の状況(整理券を配るのか?)とかをショップの店員に聞いてみたのだが、「今年は福袋やりませんよ。」との悲しい答えが。去年購入できなかったので今年はかなり張り切っていたのに残念である。なので急遽暇になってしまった。

さて久々に家ですごす大晦日。
何しようかな。。
映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮ろうと街でスカウトした女優アン・ダロウと脚本家ジャック・ドリスコルを加えた撮影隊を率い髑髏島を目指し危険な航海に乗り出すのであった・・・

出演:ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、エイドリアン・ブロディ 

運がなかった美しく女優アン・ダロウにナオミ・ワッツ
野心家な監督カール・デナムジャック・ブラック
才能豊かな脚本家ジャック・ドリスコルにエイドリアン・ブロディ

オール2本目。先に述べたとおり、この映画を観てしまうと終わった頃には時期が時期なだけにマンガ喫茶は満員で寒い街中をさまよう危険があるのだが意を決して観賞することにした。なぜならこの映画は本編188分とたぶん今年最長映画なので、オールの勢いて観てしまわないと、またいつまでたっても観ないという事も考えられる。まぁ早く観てみたいというのもあったのだ。
で結果的にはやはり満員だったのだが、20分ほど待っただけで入室できたのであった。

さてお正月映画の本命(?)であるこの『キングコング』
監督、製作、脚本はピーター・ジャクソンである。初めてこの『キングコング』のトレイラーを観た時、リアルなキングコングの動きや、T-REXとの戦いよりも、やはりピーター・ジャクソンの激痩せぶりの方が印象強かった。いやぁ、あれな本当に驚いた。

オリジナルが100分ぐらいなのに今回は190分近いかなりの長尺作品となってしまっている。これでもかとギッシリとミッチリと詰め込みすぎているので観終わった頃にはお腹いっぱい状態であった。

主に3場面である。
序盤は島までの航海。この辺をもうちょっとザックリとカットして欲しかった。そうすればもうちょっと尺は短くなったはずである。

中盤の髑髏島でのキングコングや恐竜との遭遇シーンは予想以上にできが良かった。特にキングコングの表情、しぐさ、細かい動きは凄すぎ。オスカー主演男優賞ノミネートの噂もあながちジョークではない素晴らしい演技(?)であった。
確かにあの巨体であんなに動けるというのには疑問を感じせざるえをえないが、この際そんなのは無視だ。

そしてあのキングコングをどうやてNYまで運んだのだろう?とお約束の疑問ももちろん無視だ。

終盤は街についてキングコング大暴れ。この場面の内容は、ほぼオリジナルと同じであったためか最後の方ではちょっとまったりしてしまった。やはりこの場面はおそらくいじれる所がなかったのであろう。

終わってから泣いている人も幾人かいたので多少何かの琴線に触れる人もいるのであろう。
長尺映画とかなり気にしていたのだが思ったより時間は感じず普通に楽しめた。
まさに娯楽映画の王道という感じですね。

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