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『アップタウン・ガールズ』

ロックスターだった父の遺産で何の苦労も無くワガママ放題に育ったモリー。だがある日、モリーは会計士に全財産を持ち逃げされ突然無一文になってしまった。生活するために仕事を探す事にしたのだが上手くいかず、どうにか友人の紹介でベビー・シッターをする事に。だがその相手は大人びた少女レイで、まったく逆の性格の2人は互いに対立するのだが・・・

出演:ブリタニー・マーフィ、ダコタ・ファニング

子供っぽくわがまま元お嬢様モリー役にブリタニー・マーフィー
大人っぽく潔癖症な子供にレイ役にダコタ・ファニング
大人っぽい子供と、子供っぽい大人というのは今の世の中はありえないとは言い切れないんじゃないだろうか。本当に今の子供は考えが大人だと感じる。自分が子供の頃、この映画の設定と同じ8歳の頃なんか、ただ遊ぶ事しか考えていなかったような気が。女性を意識した事もなかったしなぁ。なのにまったく今の若い者ときたら・・・
年寄りっぽいので苦言はその辺にしとこう。

相変わらずD・ファニングの演技は素晴らしかった。この映画を観に行った第一の理由はD・ファニング目当てといっても過言ではない。前作「コール」よりはこういうコメディータッチの方が彼女にはあっていると思う。役者にとって決まったイメージを持たれると後々困る事になる可能性が高いので、いろんなんジャンルにでるのはいいのかも。子役は大成しないと良く言われるのだが彼女は大丈夫と信じたい。

潔癖で子供らしくないファニングと大人のくせに子供っぽいブリトニーの対比が良くて、配役の勝利かもしれない。
子供役はファニングしか思い当たらんが、ブリトニーの役は他の人でも数人思い当たる。例えばリーザ・ウィザースプーンとかでも同じ感じに仕上がったかも。

最後までコメディー一辺倒かと思ってたが話が進むに連れシリアスなドラマの面を見せてくれた映画であった。

 
所用で松戸近郊まで来ました。
松戸といえば、一度は行ってみたかったバンダイミュージアム。
という訳でレッツゴー!

平日なので入場者数は少なめ。
時間もそんなにないのでガンダム関係をメインに回る事に。
入場料300円払っていざ入場。
雰囲気ある暗い小道を進むとまず目についたのはザク等身大頭部。通称ザクヘッドが置いてあった。
周りに人もいないのでしばしボケーと観賞。
時折独特の音がなり動くモノアイを何度か観た後、ガンダムの構造説明が科学的に書かれていたり、コロニーの模型があったりした(順序逆かも)
ザクマシンガン射撃コーナーがあったのだが、後ろ髪引かれたがこれまた諸事情により断念。

そしてとうとうこのガンダムミュージアムのメインに遭遇。
それは原寸大ガンダム。(上半身のみ)
2階が吹き抜けになっていてそこにガンダムがあった。
まるで田舎から出てきた人がビルを眺めるがごとく感嘆の声を上げ見上げる自分。
そこはガンダムをバックに衣装を貸してくれての撮影も可能なのです。誰かが一緒ならシャレですみそうだが、一人でそんな事する勇気もなくこれまた断念。
観るべきところはそんなに多くはないのだが、原寸大ガンダムを観れたので満足でした。
レストランみたいな所があったので、ガンダムを観ながら食事という事もできるらしい。
再度行った時にはもうちょっとはじけたいなっと思ったのでした。

 

訃報

2004年2月29日 戯言
祖父が亡くなった。
予定していたオールで映画が観れなかった理由。
いろいろあり3日間忙しかった理由。
(まぁ隙をみてアカデミーの予想は書いたけど・・・)
それはこういう状況なのでした。
すぐ行ける距離に住んでいたので安心していて、ここ数年疎遠になっていた。
だがいきなり訪れた今回の訃報。

後悔してもしきれないな本当に。。。
アカデミー賞結果発表です。

秋林瑞佳嬢との勝負だったのだが

まず自分の結果は

作品賞、主演女優賞、監督賞、助演女優賞、脚本賞、脚色賞、外国語映画賞、撮影賞、音響賞、音響効果賞、特殊効果賞…の11部門で2点ゲットで22点。

助演男優賞、編集賞、メイクアップ賞、作曲賞…の4部門で1点ゲットで4点。

26点!

秋林嬢が

作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、脚色賞、外国語映画賞、撮影賞、作曲賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、音響効果賞、音響賞、編集賞…の15部門で2点ゲット。30点。

主演女優賞、歌曲賞、美術賞、特殊効果賞…の4部門で1点ゲット。4点。

よって34点!(秋林嬢のコピペです)

26 VS 34 で秋林瑞佳嬢の勝利 

8点差の惨敗。。。


参りました。



以下敗者の弁。

自分は映像観てないので知っているのは結果だけなのだが、今年のアカデミー賞はつまらん!11部門ノミネート中11部門受賞って何それ。去年のロマン・ポランスキーやハル・ベリーが受賞、のようなビッグサプライズも無しに終わってしまった。まぁ11部門受賞というのも驚きであったが。

オールで映画など観れる状況じゃなくなってしまったので「マスター・アンド・コマンダー」は観れなかったです。忙しい合間の隙を見つけ予想を書き込んだんだが今回は結構自身があったんだけどなぁ。

考えられる敗因
ショーン・ペンが会場入りすると次の日の新聞で知る。情報収集不足。これはしまったと思ったが後の祭り。

「コールドマウンテン」の聞いた事ない曲を歌曲賞で1位にする無謀さ。

作曲賞で推した「ビッグ・フィッシュ」はトレイラー観る限りでは音楽かなり素敵そうじゃないですか。

「真珠の耳飾りの少女」のトレイラーみたのだが、衣装デザインか美術賞は取れそうな感じがしたんだが、これも不発。

秋林嬢は全部門1,2位が受賞というほぼパーフェクトを達成。相手が悪かった。


>秋林瑞佳嬢
勝利者賞は何が望みですか?

 
2004年アカデミー賞予想です。
リンクしている秋林瑞佳嬢と一騎打ちの勝負とあいなりました。

ルール
●アニメ系、ドキュメンタリー系、ショートフィルム系除く19部門。
●1位が当たれば3点、2位が当たれば1点。合計点で勝敗。

知識の差があるので、かなり分が悪い勝負となりそうだがはたしてどうなることやら・・・

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作品賞
1、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」 満を喫して3度目の正直という事で
2、「ミスティック・リバー」 

主演男優賞
1、ビル・マーレイ 「ロスト・イン・トランスレーション」 本命でしょう。
2、ジョニー・デップ 「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
ショーン・ペンとするのが正当だがあえてアメリカ映画俳優組合賞を取った勢いをかって

主演女優賞
1、シャーリーズ・セロン 「モンスター」
2、ナオミ・ワッツ 「21グラム」

助演男優賞
1、ベニチオ・デル・トロ 「21グラム」 
英国アカデミー賞では同作品で主演男優賞にノミネートされたほどだし。
2、ティム・ロビンス 「ミスティック・リバー」 
本命だと思うがあえて2番。渡辺謙はノミネートだけで満足しよう。

助演女優賞
1、レニー・ゼルウィガー 「コールド マウンテン」 
2年連続主演女優賞ノミネートのみで終わり、今回こそは。
2、パトリシア・クラークソン 「エイプリルの七面鳥」

監督賞
1、ピーター・ジャクソン 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
2、ピーター・ウィアー 「マスター・アンド・コマンダー」

脚本賞
1、「ロスト・イン・トランスレーション」
2、「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」

脚色賞
1、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
2、「ミスティック・リバー」

外国語映画賞
1、「みなさん、さようなら」
2、「EVIL」

撮影賞
1、「マスター・アンド・コマンダー」
2、「シービスケット」

作曲賞
1、「ビッグ・フィッシュ」
2、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

歌曲賞
1、「コールド マウンテン」 “You Will Be My Ain True Love”
2、「コールド マウンテン」 “Scarlet Tide”COLD MOUNTAIN”

美術賞
1、「マスター・アンド・コマンダー」
2、「ラスト サムライ」

衣裳デザイン賞
1、「真珠の耳飾りの少女」
2、「ラスト サムライ」

メイクアップ賞
1、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
2、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

特殊効果賞
1、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
2、「マスター・アンド・コマンダー」

音響効果賞
1、「マスター・アンド・コマンダー」
2、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」

音響賞
1、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
2、「シービスケット」

編集賞
1、「マスター・アンド・コマンダー」
2、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

 

予定

2004年2月27日 戯言
 
土曜日は『ゴシカ』『マスター・アンド・コマンダー』をオールで観る予定。
来週頭には『25時』を。
近場で上映開始なのに前売り券買ってしまってるのでわざわざ遠方まで観に行く。
『ドッグビル』も観ておきたいな。

今のうちに体力温存を。。

 
 
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『ショコラーデ』

仕事人間のドイツ系ユダヤ人のデイビッドに突然母が訪ねてきた。ドイツで工場が放火されたという記事で新聞に載っている工場の経営者を見て母は戦争で生き別れた父に違いないと言うのである。デイビッドは母の必死の頼みにより探偵を雇って調査を始めてもらうが、そんな折その母が殺される事件が起きるのであった・・・

出演: マリア・シュラーダー、ダニー・レヴィ、デヴィッド・ストラザーン

今年も自分はドイツ映画を注目していきたいと思います。今回もドイツ映画というだけで観に行きました。日本ではつい最近始まったのだが、製作は1998年という5年も前の映画である。なぜこの映画が今頃公開になったかと疑問に思うところだが、シュテファン・アルントという製作の人が「グッバイ、レーニン!」も製作しているからかもしれない。とにかく確実にドイツ映画の波はきている。

あらすじでは出てこなかったがヒロイン役が出てきて、結構重要な役です。というか彼女が主役なのかもしれない。今回は人物関係図がなかなか難しかった。ヒロイン役の母に、雇った探偵も一癖ありそうな人物なので、話が進むにつれこの辺りのそれぞれに対する人物の関係がややっこしくなってくる。

ジャンルはラブ・サスペンスかなって思ったが、映画を観終わった後に調べてみたら実話を元に作った話だそうなので驚きだ。確かに終わり方が実話っぽい終わり方していたけどまさか実話とは。

原題はドイツ語で"MESCHUGGE(狂気の、変人の、愚かな)"。
英題は"The Giraffe(キリン)"。これはなぜキリンなのかはこの映画を観れば分かる。なかなか想像を膨らませるタイトルである。
で邦題の『ショコラーデ』だが、これは最初に放火された工場がチョコレート工場だからみたいだ。なんともセンスのない邦題である。公開初日が2月14日というのも関係あるかもしれない・・・

今回もそれなりに満足いける映画であったので、ドイツ映画に今後も期待したい。
 
かの有名な第3弾!!

だから内容は省略。



 

3時間半は長い!
と思ったが意外にもそんなに時間感じなかった。
逆に1本分の値段で2本分観れたのはかなり得した気分。
全部で3部ではなく、それぞれ2時間ずつぐらで6部までにしたら、もっと儲かると思ったのは短絡的な考えだろうか?

公開前日に1〜3ぶっ通しで観賞する体力勝負の企画が都内某所であった。
さすがに辞退。。

魔法使いだったらもっと魔法使ってくれい。
火の玉出したり雷落としたりさ。この辺がちょいとガッカリ。。

原作読んでいた人から聞いてはいたのだが、トレイラーで大事な部分を映しすぎ。
物語の核となる大事なあの部分を流すのはどうかと。。

公開3日目に観賞したのだが、平日の午前中にもかかわらずかなりの観客数でした。
1週間遅れの日記でした。。
 

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【吉報】

おぉぉ!!「バットマン5」の悪役に渡辺謙が決定とは!!
それも当初リーアム・ニーソンだろうと言われていた悪役の中でのメインキャラだそうで。
彼はどっちかって言うと悪人顔だと思うので良いと思います。

 
 
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『N.Y.式ハッピー・セラピー』

少年時代のトラウマにより気弱な性格になってしまったデイヴは、飛行機の中で起こした騒ぎのため訳がわからない内に訴えられてしまった。裁判所の判決により怒り抑制セラピーを受ける事を命令され、指定されたクリニックへ行ってみるとそこの担当医は飛行機の中で出会った怪しげな男バディであった・・・

出演:アダム・サンドラー、ジャック・ニコルソン、マリサ・トメイ

今年初の試写会。
書くまでも無いと思うが、気弱な男デイヴがアダム・サンドラーで、怪しげなセラピストのバディがジャック・ニコルソンです。
共に配役はハリウッド広しといえどこの人意外いないだろうというぐらいの適役でしょう。ジャック・ニコルソンのあの狂気と紙一重のあの笑顔はさすがの一言。そして「パンチ・ドランクラブ」と同じように情けない役を演じるアダム・サンドラーもさすがに慣れたものです。話し方、雰囲気も前作と変わらない。これはもう彼の演技スタイルと言ってもいいのかもしれない。

他にもカメオ出演多数。へザー・グラハムが出てた。これは分かった。マッケンローも出ていた。これも分かった。他にも数名出演していました。

内容もさる事ながら一番気になるのはやっぱりこの変な邦題。巷の意見通り自分もこれには賛同。邦題悪すぎ。なんだこのタイトルは。原題通りに「アンガーマネージメント」ではいけなかったのでしょうか?それともダサカッコいい路線を狙ったのでしょうか?

アメリカ人と日本人の笑いのツボが本当に違うんだなぁと感じさせる作品であった。観れば観る程味が出るスルメのような映画なのかもしれないが、自分はもう一回観る気はない。

今回はオチは早々自分には分かりました。だってあれしかこの話まとめる方法思いつかないしさ。なかなか後味は悪くはなかったです。

時間帯は105分と個人的には一番好きな時間だ。2時間じゃ長いし、1時間半じゃ短い。

昨年全米でベスト10に入った映画らしいのだが、正直日本ではどうなるでしょう?かなりの苦戦が予想されそうだ。

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日記に試写会の日にちを書いてしまったので、掲載が1週間以上遅れているという事実がばれてしまった・・・観た映画はその日に書くという目標が破られているというわけだ。
  

 
 
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『アドルフの画集』

第一次世界大戦後のドイツ。裕福なユダヤ人の家庭で育ったマックスは画商となっていた。ある日、マックスが経営する画廊で画家を目指す青年と出会う。その青年とは後の独裁者アドルフ・ヒトラーであった・・・

出演:ジョン・キューザック、ノア・テイラー

公式HP http://www.adolf.jp/

ユダヤ人画商マックスにジョン・キューザック、アドルフ・ヒトラーにノア・テイラー

「ニューオーリンズ・トライアル」に続き今年2度目のジョン・キューザックが主演映画。タイトルからするとヒトラーが主役っぽい感じがするが画商マックスが主役である。原題は『MAX』である。邦題を『アドルフの画集』としたのはやっぱり配給会社の策略であろう。原題のままであったら集客数は半分ぐらい落ち込むと思うし。

ヒトラーが独裁者になる前に画家を目指していたという事実を元にして作った作品。史実っぽい作りなのだが、フィクションである。芸術家への道を歩んでいれば後の悲劇は起こらなかったのになぁと思わされた。こういう思いこそ製作者の術中にはまっているのであろう。

立場が違えど芸術を愛する2人は意気投合する。マックスのアドバイスにより絵画に専念するヒトラー。だが貧しい彼は軍からの要請により演説をして生活費を稼いでいた。やっぱヒトラーといえば演説。この演説が見せ場の一つなのだと思ってたのだが、うむぅぅちょっとガッカリ。

映画館に同時にヒトラーの絵が展示されるはずだったのだが、諸事情により中止となったそうだ。こういう頭の固い人達がいまだにいるのは困りものである。記憶に新しい「ラブ・アクチュアリー」でのヒュー・グラント演じる英国首相の演説も何かと問題になってたみたいだし。いちいちこういう事気にしてたら面白い映画なんて作れないぞ。

良いこと語ったのでこの辺で終わり

 
 
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『コンフィデンス』
 
若き詐欺師ジェイクは仲間と共に男を騙し大金をせしめた。成功に思えた今回の仕事だが騙された男は自殺してしまう。その金は暗黒街の顔役キングの金だったのだ。追い詰められたジェイクはキングに会いにいくのであった・・・

公式HP http://www.gaga.ne.jp/confidence/top.html
 

出演:エドワード・バーンズ、レイチェル・ワイズ
   アンディ・ガルシア、ダスティン・ホフマン

 
主役の詐欺師ジェイクにエドワーズ・バーンズ。美しき謎の新しいパートナーにレイチェル・ワイズ。脇には暗黒街の顔役キングにダスティン・ホフマン。ジェイクを執拗に追いかける刑事にアンディー・ガルシアという結構豪華。配役的にはなかなかのものである。

ストーリー展開も悪くなく時間も1時間半ちょいと非常に観やすい作品であった。

"ラスト10分――気づいたときには ダマされる"

またしてもこういう宣伝文句を使ってる。
こういうのつけると変に疑い深くなってしまって映画自体を楽しく観れないのだよ。記憶に新しいのだと「マッチスティック・メン」がそう。

で今回も予想通りの結末を向かえてくれた。
普通に観てたらすごい楽しめた作品だと思われるだけに残念でならない。
キャッチ・コピーのセンスのなさには本当にガッカリさせてくれる。
何を楽しみに観に来ているか考えて欲しいものである。アッと驚くラストが楽しみなのだから上手く隠してくれないと。今回はトレイラーは観てなかったのでどうだか知らないが、キャッチコピーにやられたって感じだ。

配給会社よ、ただその場しのぎで客が入ればいいと思っているなら映画界の将来危ないぞ!!
 
12月、クリスマス目前のロンドン。人々はクリスマスを目前に控えそれぞれいろいろな悩みを持っていた・・・

出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン

登場人物が多すぎで、それぞれの物語があるので上手くあらすじが書けん。一応ヒュー・グラントが主演かもしれんが、実際にはこの人が主役と言うべき人物も見当たらない。すべての登場人物が主役であり脇役なのであろう。

登場人物が多すぎるので、人の顔が見分けつかないという弱点を持つ自分ではついていけない映画なのでは?と思っていたが、大人数にもかかわらず一人一人キャラが立っていて意外にもビックリ最後までついていけました。

しかさすがに自分やってくれました。
観賞前に余計な情報はいれたくなかったので代表的なヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、ローワン・アトキンソンしか出演する人知らなかったで、コリン・ファースをずっと海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラー役で おなじみのマシュー・ペリーだと思ってました。

コリン・ファース → http://us.imdb.com/name/nm0000147/
マシュー・ペリー → http://us.imdb.com/name/nm0001612/

この間違いは許されるものなのでしょうか?

そもそも普通の人はどうやって人の顔の区別をしているのでしょうか?

アメリカンコメディーとは違った紳士的なコメディー。これが本当の愛の形なのだ!という押し付けるものもなく、ゆったりとした十人十色の愛の形を見せてくれた。愛のオムニバス映画という感じ。誰でも一つぐらい入り込めるストーリーがあるでしょう。
意外なところで人々が繋がってたりして、非常にストーリー展開には満足。非常によく出来ている脚本だと思う。

ローワン・アトキンソンがかなりのちょい役だったのが惜しいところだが、彼が出ずっぱりだと笑いが変な方向に行きそうなのであれぐらいが彼の持ち味をいかせて良かったのかもしれない。

ただ悔やまれるのは、クリスマスシーズンに上映してたら絶対もっと流行ったと思うのに、なんで今頃上映なのだろうか?待つのは嫌だが後10ヵ月後に公開した方が興行的には良かったと思う。10月ぐらいからじわじわメディアに露出させて盛り上げてさ。

一組だけ消化不良のカップルがいると思うのだが、あれはあの終わりで皆は何とも思わないのだろうか?

 
 
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『ギャンブル・プレイ』
 
 
運も尽き果てた落ちぶれたギャンブラーのボブはギャンブルにのめり込みながら今では、酒とドラッグにおぼれる毎日であった。そんなある日、彼に昔の仲間が大がかりなカジノの強奪計画を持ちかけてくるのであった・・・

公式HP http://www.foxjapan.com/movies/gambleplay/
 

出演:ニック・ノルティ、チェッキー・カリョ、エミール・クストリッツァ
   ナッサ・クヒアニチェ、レイフ・ファインズ

 
主役の落ちぶれたギャンブラーにニック・ノルティー。渋いです。声も渋いし演技も渋いって。味のある演技。年齢にマッチした役というのはやっぱ違和感なくっていいですね。歳いって高校生の役するとかはやっぱみていていただけませんわ。

彼を監視する刑事にチェッキー・カリョ。ボブとは妙な関係で監視というより見守っているという感じ。自分とは正反対の人間に憧れるとでもいうのであろうか。ご存知ルパンと銭形のような関係?ちょっと違うかも。。

監督はニール・ジョーダン。先日購入したDVD「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の監督である。こういうのをめぐり合わせというのであろう。

序盤はボブの心を描くかのように暗めの映像。音楽も映像がマッチして大人の男の映画って感じに仕上がっている。彼が助けた少女アンとの出会いにより彼の運は変わったのであろうか?彼女はこの映画のキーマンである。終盤には華やかなギャンブルの世界、映像も明るめでまさに夢舞台であった。一攫千金を夢見る事ができる映画であった。
あぁカジノ行ってみたい!!

 
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今日(12日)は今年初の試写会。
ジャック・ニコルソン、アダム・サンドラー出演の「N.Y.式ハッピー・セラピー」

 
PCメーカーの就職先もほぼ決まったエリート学生ジェイムズ・クレイトン。だがある日CIAの教官ウォルター・バークにその能力を見込まれスカウトされるのであった・・・

出演:アル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハン

CIAのベテラン教官にアル・パチーノ。新人訓練生にコリン・ファレル。

お気に入りのアル・パチーノは存在感は確かにあるのだが、個人的にはいまいちかも。自分はこういうアル様を求めているのではないのです。それにしても今回メイクのせいなのか、役作りなのかアル様が妙に老けすぎているのでは?

今回はいつにもまして簡潔なあらすじだったが、実際の内容は序盤はどうにかついていけたのだが中盤はわけがわからなくなって終盤は一応納得したのだが、よくよく考えると穴だらけ。特にアル様扮するCIA教官の行動の意味が分からなくなりいったい彼は何をしたかったのだろうか?と頭をかかえてしまった。何を望んでいたのかは分かるのだがその過程が分からない。もっと簡単に事済むはずなのに・・・て感じ。

それにしても去年に続きコリン・ファレルは大活躍ですな。こんなに活躍している彼なのに日本での知名度はいまだいまいち。やっぱ大ヒット作品がないと日本人は覚えてくれないのだよ。レオの「タイタニック」みたいにさ。
 
CIAの訓練シーンは結構楽しめた。本当にあんな訓練しているのでしょうか?これまたCIAの協力を得て、表には出ない内幕をリアルに描いたらしい。この前の「S.W.A.T」といい、「ハリウッド的殺人事件」といい現在はリアル描写ブーム(暴露ブーム?)なのだろうか?次はご存知FBIかな。

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旧作品しかこのスタイル使えないと思ったのだが、新作も使えるのですね。
まぁ一部の有名作品だけみたいだが・・・

 

 
 
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『悪霊喰』
 

司祭アレックスは教会の反対を押し切り、謎の死を遂げた恩師の事件の真相を究明するためローマへと向かう。そこで彼は、事件の鍵を握る“罪食い”の異端者イーデンと出会うのであった・・・
 
出演:ヒース・レジャー、シャニン・ソサモン、ベンノ・フユルマン

謎を追いかける若き司祭にヒース・レジャー。罪食いの異端者にはベンノ・フルマイユ。正直彼はよく知らん。

この映画前評判が凄くて、

 関係者の謎の失踪、そして不可解な事故。
 米国では何度も公開延期。

これは!期待できる!と思いわざわざ遠方に観に行ったのだが・・・

つまらん!!

周囲の「面白くなさそう」という声を振り切り自らのカンを信じて観に行ったというのに見事に裏切ってくれた。期待しすぎると外れるとのジンクスはやはり健在であった。

そもそも何でこんなに面白くなかったのだろう。
何といっても怖い映像が全く無かったのである。洋画のホラーはビジュアル面でみせてくれないとダメである。だが本作は映像面の怖さより、世界観の怖さを目指したのではないだろうか?
純粋な日本人で無宗教な自分は、さほどというか全く怖くなかったが、日常生活に宗教が普通に入り込んでいる本国の人達には恐ろしかったのではないだろうか?

まぁ当たり外れがあるから映画は面白い。
一種のギャンブルだな。。
 
 

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2月分の目標達成で、今月はようやく「キス★キス★バン★バン」のDVDを購入。
ふと立ち寄った店で25%引きで販売していた。安く買えるのは嬉しいのだが、自分の好きな映画が安く売られているとちょっと悲しかったりする。
複雑な気持ちである。。

 

 
 
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『シービスケット』
 
 
自動車販で成功した男は世界恐慌で経営がピンチになり最愛の息子も事故で亡くし、妻にも去られてしまいどん底であった。そんな彼だが新しい妻の影響で競馬の世界に傾倒していく。彼は、変わり者だが馬に人一倍愛情を注ぐ調教師を雇い、競走馬を買い付けにいく。その時小柄だが気性の荒いサラブレッド(シービスケット)に目をつけるのであった・・・

出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー
  

ジェフ・ブリッジスが会社経営者、クリス・クーパーが調教師、そしてあらすじにでてこなかった主演のトビー・マグワイアが騎手。だが本当の主演はシービスケットなのである。エンドクレジットもシービスケットが一番上にくるような心配りがあっても面白いのではって勝手に思ったりもした。

いかにもアメリカが好きそうなサクセスストーリーである。様々な理由によりどん底に落ちる人々や馬。そしてそこから立ち直り栄光をつかむ。まさにアメリカンドリーム。こういう実話がまだあるとは世の中もまだまだ捨てたものじゃないですな。。

レースシーンも予想外に重厚な迫力ある出来であった。競馬好きにはたまらない映画だったんじゃないでしょうか?夢がありますよねこういう映画は。

尺が141分と長いのが気にはなった。一回終わったと思った後に続くので、思ったより長く感じてしまった。

アカデミー賞の作品賞、脚色賞にノミネートされているが、どうなるのでしょう?
 
 
 
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『ニューオリンズ・トライアル』
 

ニューオーリンズでの銃乱射事件で夫を亡くした女性が弁護士を雇って、犯人の使用した銃の製造会社に訴訟を起こす。銃の製造メーカー側は会社の存亡に関わるこの大事な裁判にやり手の陪審コンサルタントを雇って万全の体制で挑むのであった。だが事態は急転、裁判中に原告側被告側両者に「陪審員の票を売ります」という謎の手紙が届くのであった・・・
 

出演: ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン

 
弁護士にはダスティン・ホフマン、相手役の陪審員コンサルタントにジーン・ハックマン。だが映画の序列からすると主役は陪審員のジョン・キューザックなのです。カギを握る人物なのだがちょっと影が薄い主役だったなぁ。

原作はジョン・グリシャム。「ザ・ファーム」「相続人」「依頼人」「レイン・メーカー」など数々の法廷物映画の原作者。各作品それなりに面白く外れは無いので安心して観に行けるというものだ。"法廷物に外れなし"って誰かが言ってたが自分も賛同します。
ただこういう作品は娯楽映画とはちょっと違うのでビデオでもいいかなって思ったりもするのだがそれでも映画館の方が良いに決まっている。雰囲気だなやっぱ。

原作では訴訟内容がタバコだそうだが、ダスティン・ホフマンの発案により銃訴訟に変更したそうですね。アメリカでの銃規制の波が高まっているのがうかがわれるエピソードだ。
銃訴訟の映画なら他にもありそうなので、個人的にはタバコ訴訟の方が観たかった。なら原作読めばいいのだろうけど、翻訳されたのってどうも好きになれないのだ。

陪審員コンサルタントが重要なのもこの映画を観て理解できたが、弁護士になぜ大物を選ばないのであろうか?弁護士の方が重要なんじゃないですかね?と考えるのは邪推かな。。。

 

NEW日記テスト

2004年2月2日 戯言
 
カラー設定などをしてみた。
こういうのってセンスが問われるからなぁ・・・

疲れたので今回はこれまで!

 
 
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2004年目標
"? DVDプレーヤーを購入する"

早くもクリアしました。
ゆくゆくはホームシアターを構築したいと思っているので、とりあえずはつなぎという感じで再生できればOKだったので¥6980という破格の値段で購入できました。安価にもかかわらず性能はまぁまぁ。形も小さいのでグッド。
 
 
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"? DVDソフトを月に1枚は購入する"

これも先日「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を購入したのでクリア。
 
 
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"? 映画館で104本観る"

月に9本観れば目標達成。だが現在8本で。明日2本観る予定なので目標はクリアだろう。
 
 
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"? 日記はマメに更新する"

更新してるさ。

 自分なりに。。。

 
 
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『ハリウッド的殺人事件』

華やかな街ハリウッドのライブハウスで人気バンドの銃殺事件がおこった。不動産業を副業に持つベテラン刑事とヨガのインストラクターを副業に持つ若き刑事コンビがこの事件を担当する事に。2人はお互いの私生活の悩みを抱えつつも事件の捜査を進めているのだが・・・

ハリソン・フォード、ジョシュ・ハートネット出演の刑事コメディー映画。アクション・コメディーとうたってるがアクションはそれほど激しくなく見所も少なかった。脚本にはロサンゼルス市警の元刑事を使ってるそうなのでリアルな内部事情が描かれているそうだが従来の刑事映画とそれほど大差ない気がする。

今ではもう定番でよくある刑事コンビのコメディー映画。つい最近だと「バッドボーイズ2バッド」がそれにあたるであろう。
シリアスなハリソンのイメージが強いのでこの映画で頑張ってコメディーを演じている彼を見ると何だかとても切なくなってしまった。決して演技が下手とかそういうのではなく、何というのかな?痛々しいという感じ。。
もし近い未来「インディージョーンズ4」が上映されたとしたら、同じような気持ちになってしまうのあろうか・・・

マイナス意見しか書いてない気がするが映画そのもの内容はそれほど悪くはなかった。ただ映画館で観るほどではなかったかもしれない。。

 

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